工具鋼・金型用鋼
調質鋼を切削加工時のポイント
Question 調質鋼の加工精度を向上させるポイントは? [被削材例] NAK55、NAK80、HPM7、HPM38、STAVAX ESR、PX5 Answer 調質鋼の特性 調質鋼は熱処理を施した鋼材で、主に金型部品に用いられます。調質...
金型材質一覧比較表
冷間金型用鋼のブランド対照表 熱間鍛造金型用鋼のブランド対照表 ダイキャスト金型用鋼のブランド対照表 プラスチック金型用鋼のブランド対照表 冷間金型用鋼のブランド対照表 分類 JIS 他 会社名 使用 硬さ (HRC) 日立 金属 愛知 製...
タグ:工具鋼・金型用鋼
材料に関するJISと関連外国規格との比較表(工具鋼・特殊用途鋼関係)
日本産業規格 国際規格 外国規格 規格番号名称 JIS ISO アメリカ AISI ドイツ DIN イギリス BS JIS G 4401 炭素工具鋼 鋼材 SK120(旧SK2) C120U W1-11 1/2 - - SK105(旧SK3...
砥石の種類と特長
油砥石(スティック・角) 金型用砥石 油砥石(スティック・角) 取り除きにくいもののバリ取りや取りシロの多い研削作業に使用します。 スティックタイプ 角タイプ 特長 他の砥石に比べて磨耗しにくい研磨材です。 あまり深いキズをつけず、研磨量が...
金属材料の種類と用途1
鉄鋼種類 ステンレス鋼種類 アルミニウム合金種類 アルミニウム合金の質別記号 鉄鋼種類 種類 記号 用途例 特性 JIS 平 鋼 角 鋼 六 角 鋼 丸 棒 鋼 板 形 鋼 一般構造用 圧延鋼材 SS400 一般機械部品 加工性・溶接性が良...
工具鋼のブランド対照表
冷間金型用鋼 分類 JIS相当 AISI 相当 愛知製鋼 山陽特殊鋼 大同特殊鋼 日本高周波鋼業 炭素工具鋼 SK105 W1-10 QK3 YK3 合金工具鋼 SKS93 SK301 QK3M YK30 K3M SKS3 SKS3 QKS...
標準材料寸法表 (一般鉄鋼材料)
*標準寸法は参考値です。入手しやすい材料寸法とは異なりますのでご注意ください。 種類 材料記号 形状 単位 標準寸法 一般構造用 圧延鋼材 SS400 平鋼 t 6,9,12,13,14,16,19,22,25,28,30,32,35,38...
金属プレート特性
金属プレート材料の特性比較 ※下記特性値は標準値であり保証値ではありません。 種 類 材質記号 熱処理(℃) 機械的性質の代表値 物理的性質の代表値 引張り強さ (N/mm2) 耐力 (N/mm2) 伸び 硬度 比重 (20℃時) (g/c...
プレス用鋼ブランド対照表
プレス用鋼ブランド対照表 分 類 国際規格関連記号 JIS AISI DIN ISO 炭素工具鋼 SK105(旧SK3) W1-10 TC105 合金工具鋼 SKS93 SKS3 SKD1 D3 X210Cr12 SKD11 D2 X210...
打抜きパンチの強度計算
打抜き加工中にパンチ刃先の折損やツバ部の破損等のトラブルが発生する場合があります。 これらのトラブルの原因は、標準部品に対する技術データの不足や、打抜き工具の材質及び形状の選択ミスによる場合が多く見受けられます。これは、これらのトラブルを減...
打抜き工具の性質
打抜き工具に必要な特性としては 耐摩耗性に優れていること・耐圧縮強さが大きいこと・耐衝撃性及び靱性が大きいこと・疲労強度が大きいこと等があげられます。 生産量や被加工材、潤滑など打抜き条件に応じて、打抜き工具材料を選択する必要があります。 ...
被削材と砥石(参考)(DIA/CBN砥石 選定ガイド)
被削材と砥石 砥石 鋳鉄類 一般構造用鋼 生材(未熱処理) 鋳鉄 ダクタイル 鋳鉄 炭素鋼 炭素工具鋼 合金工具鋼 クロムモリブデン鋼 ニッケルクロムモリブデン鋼 熱間ダイス鋼 冷間ダイス鋼 FC250他 FCD600他 SS400 S45...
ミスミハイスラフィングエンドミル 推奨切削条件
ASコート粉末ハイス鋼ラフィングエンドミルによる切削 ●溝切削は、Ad=1.0D、側面切削は、Ad=1.5D、Rd=0.5Dを基準としています。 ●ASPM-RFPR・ASPM-HRFPRは、送り速度・回転速度ともに下記条件の×80%でご使...
鋼材の焼き入れ作業の留意点
プラスチック成形金型の部品には、炭素鋼をベースとした幅広く特殊鋼が使用されています。炭素鋼系の金属材料の最大の特徴は、焼き入れ処理(Quenching)をすることで、高硬度で強靭な組織を得ることができる点にあります。 炭素鋼が焼き入れできる...
高速ミーリングとツールホルダー
プラスチック射出成形金型のキャビティ、コアを切削加工する方法として、高速ミーリング加工法があります。高速ミーリング加工では、主軸回転数50,000~75,000rpm程度の高速で刃物を回転させて、熱処理後の合金鋼などを精密に機械加工すること...
エジェクタピンとそのバリエーション
エジェクタピンは、プラスチック射出成形金型では成形品を金型から取り外すために必ずといって良いほど使われている基本部品になります。射出成形金型から成形品を取り出すときの成形品の温度は、一般的には50~300℃ぐらいの温度になっているので、人間...
外国の金型材料の引張強さの目安
材料名 組成 引張強さ(MPa) P20 0.33C-0.3Si-1.4Mn-1.8Cr-0.8Ni-0.2Mo 1007 4140 0.40C-0.3Si-0.8Mn-1.0Cr-0.2Mo 965 H13 0.38C-1.0Si-0.3...
金型材料の引張強さの目安
材料名 熱処理 組成 引張強さ(MPa) 純鉄 N 99.96Fe 196 SS400 N Fe-0.1C 450 S45C Q,T Fe-0.45C-0.25Si-0.8Mn 828 SCM440 Q,T Fe-0.4C-0.7Mn-1....
析出硬化鋼
析出硬化鋼とは、プラスチック射出成形用金型に使用される特殊鋼の一種です。 通常、特殊鋼を焼き入れして熱処理をする場合には、A1変態点(723℃)よりも高温から急冷却させてマルテンサイト組織を得て硬化させますが、急冷却により大きな残留応力が残...
切削工具の材質
切削工具には硬くて、摩耗しにくい素材が材質として向いています。工具の材質は、加工物の材質や表面状態とも密接な関係があります。オールマイティな工具素材はありません、加工物との相性や加工品質によって適切に選定をする必要があります。 以下に主要な...
電解研削の応用-2(電解エッチング)
「ばり」の除去がむずかしい部品の研削には、電解研削が最適です。たとえば、研削能率は機械研削のほうがよくても、「研削かえり」または「ばり」が発生し、その除去に手数がかかるような部品の研削には電解研削のほうが有利です。 このような例として、【図...
電解研削の応用-1(電解エッチング)
一般の鉄鋼材料は機械的な切削加工や研削加工が容易でありますから、電解研削を必要とすることは稀です。しかし研削焼けを起し易い高速度鋼の重研削、曲がり易い薄板やハ二カム構造製品の平面研削、砥石磨耗の大きい高バナジウム高速度鋼の研削などに対しては...
電解研削-2(電解エッチング)
(4)電解研削の電解液 電解研削用電解液は、主として無機酸を含む導電性の水溶液でありますが、電解加工のように加工物の表面に不動態皮膜の生成を防止する必要がありませんので、次の2つに重点がおかれます。 (1)腐食を防止する特性があること (2...
材料の線膨張係数
金型を製作するためには、炭素鋼を中心とした鋼材が使用されていますが、最近の金型では、断熱の目的等で非鉄金属や非金属素材が使用されることがあります。金型を組み立てる際には室温で寸法調整をすることができますが、射出成形加工時には金型温度を下げた...
プラスチック成形金型用鋼材の国際比較
プラスチック成形金型に用いられている、主要な鋼材の国際規格間の早見表を紹介します。 (厳密には機械特性や熱特性等が完全に一致している訳ではありませんので、ほぼ同程度の鋼種であるとご理解願います) ■機械構造用炭素鋼 JIS S55C AIS...
放電加工法
プラスチック射出成形金型のキャビティやコアの機械加工では、放電加工法が多用されています。放電加工法は、焼き入れ後のマルテンサイト化した硬い鋼材にも平易に形状加工ができる、優れた機械加工法です。精密な形状や3次元曲面の加工にも適しています。 ...
金型材料と熱膨張の序列
プラスチック射出成形金型では、高温のプラスチックから熱を受けたり、温度調節器やカートリッジヒーターから熱を受けますから、金型部品は熱によって膨張することになります。熱膨張によって金型部品の位置寸法や摺り合わせ位置は微妙に狂ってしまい、極端な...
バッキングプレート(用語とその周辺 その6)
バッキングプレートはバックアッププレート(これが正しい呼び方かも知れません)、バックプレート、バッキン等と呼ばれる金型部品です。【図1】のような使い方をします。 しかし、バッキングプレートは全ての金型に必要なプレートではありません。穴抜きパ...
タグ:工具鋼・金型用鋼
耐食鋼材の特性
プラスチック射出成形用金型は、樹脂から発生する揮発性・腐食性の化学成分や、空気中の水分がキャビティの表面に付着して酸化鉄(錆び)を招く可能性が高いです。キャビティの表面に錆びが発生してしまうと、それを除去するために磨いたり酸で拭いたりすると...
金属材料の疲れ限度の目安
金属材料は、引張応力や曲げ応力を繰り返して受けることによって、ある繰り返し回数付近で疲労破壊を起こすことが知られています。 プラスチック射出成形金型のキャビティや金型部品もその例外ではなく、応力の繰り返しの累積によって疲労破壊に至る可能性を...
ガス軟窒化処理
ガス軟窒化処理とは、プラスチック成形金型のキャビティ表面に窒化鉄皮膜を形成させて、硬度が高く磨耗しにくい表面を得る処理のことです。 処理の方法はアンモニアガス(NH 3 )と吸熱変性ガスを反応ガスとして使用し、520~580℃の温度で加熱、...
金型用金属材料の熱に関する性質
プラスチック射出成形金型に使用される金属材料の熱に関する性質のデータを示します。 冷却時間や成形品の表面転写性に関して金属の説的性質は密接な関係があります。 熱伝導率(kcal/m・h・℃) 比熱(kcal/kgf・℃) 低炭素鋼 38~4...
型材質の選び方を知りたい(プレス加工と金型のQ&A Q18)
Q 型材質の選び方を知りたい。 A 抜き型のパンチ、ダイを例として材質選定を考えてみます。パンチ、ダイに使われる材質を並べてみます。 プリハードン鋼(HPM)→炭素工具鋼(SK3)→特殊工具鋼(SKS3)→ダイス鋼(SKD11)→高速度鋼(...
焼き入れと質量効果
コアピンやエジェクタピンなどの特殊鋼製プラスチック射出成形金型用部品の多くは、焼き入れをして硬度を上げ、強度を改善して使用されています。 鋼材の焼き入れは、炭素鋼特有の変体温度以上の温度域から急冷することにより、マルテンサイト組織を得る熱処...
金型部品の切削加工ツール材質
金型部品を切削加工するためには、ドリル、エンドミル、バイトなどのツールを使用します。ツールは様々な硬質素材を使用して、切削面が滑らかに仕上げられるような工夫がなされています。 主要なツール用の素材には、以下のような種類と特徴があります。 (...
鏡面仕上げが要求されるキャビティに使用する鋼材
レンズ、導光板、導光体、透明ケース等の成形品ではキャビティ表面の面粗さによって、光透過率、光複屈折率などの光学特性は大きく左右されます。キャビティ表面の面粗さを改良するためには、刃物による切削加工条件、砥石による研削加工条件等の加工プロセス...
表面熱処理のあらまし
表面熱処理 熱処理は、古代より冶金術の中で発展してきた技術です。熱処理の中でも表面に主眼をおいた表面熱処理についてご紹介しましよう。 金型や工具の中には、通常の焼入れ焼き戻し処理では所望の硬度に達しないものがあります。したがって、これらの寿...
タグ:工具鋼・金型用鋼
金型用特殊鋼JIS規格と各国規格の対比
プラスチック成形金型やプレス金型に使用される特殊鋼の規格は、世界で統一された規格はほとんど存在しておらず、実用的には各国の工業標準規格が採用されています。 ところが、実際の金型の製作や修理には、日本やアジア諸国、欧米などの地域を越えた形で金...
CVDの特徴と注意点
CVD(Chemical Vapor Deposition)法による表面皮膜合成は、つぎのような特徴をもっています。 1. 材料の融点より、はるかに低い温度で材料の合成ができる。たとえば、タングステンを600℃位の温度で析出することができる...
ピンポイントゲートブシュの強度計算例
問題 【図1】に示すSKH51(高速度鋼)ピンポイントゲートブシュの側壁の厚さは、いくらに設定すれば良いか? ただし、成形材料は、PC樹脂(ポリカーボネード)ナチュラル材を使用するものとする。 解答例 ピンポイントゲートブシュ外形半径Rは、...