表面処理:アルマイト
アルミニウムおよびアルミニウム合金の硬質陽極酸化皮膜(JIS H 8603(1999)より抜粋)
適用範囲 硬質陽極酸化皮膜 種類 皮膜厚さ 皮膜の硬さ 耐摩耗性 適用範囲 この規格は、アルミニウムおよびアルミニウム合金の展伸材、鋳造材などの素地に耐摩耗性などの目的で施した主として硬質陽極酸化皮膜の有効面について規定する。 硬質陽極酸化...
アルミニウムおよびアルミニウム合金の陽極酸化塗装複合皮膜-2(JIS H 8602(2010)より抜粋)
陽極酸化皮膜厚さ試験 塗膜の付着性試験 塗膜の耐溶剤性試験 複合耐食性試験 陽極酸化皮膜厚さ試験 陽極酸化皮膜厚さ試験は、次のいずれかによる。なお、渦電流式測定法による陽極酸化皮膜厚さ試験に用いる試験片は、陽極酸化皮膜に損傷を与えない方法で...
アルミニウムおよびアルミニウム合金の陽極酸化塗装複合皮膜-1(JIS H 8602(2010)より抜粋)
適用範囲 陽極酸化塗装複合皮膜 種類 皮膜の性能 適用範囲 この規格は、アルミニウムおよびアルミニウム合金の展伸材の素地の防食、美観などを目的として施す陽極酸化塗装複合皮膜について規定する。 陽極酸化塗装複合皮膜 アルミニウムおよびアルミニ...
アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化皮膜-2(JIS H 8601(1999)より抜粋)
アルカリ耐食性 キャス耐食性 耐摩耗性 封孔度 皮膜の呼び方 アルカリ耐食性 皮膜の耐食性は、各種の環境に耐える特性で、用途によっては酸性、アルカリ性および塩水雰囲気などの環境に耐える特性が要求される場合があるが、その品質は下表または次のキ...
アルミニウムおよびアルミニウム合金の陽極酸化皮膜-1(JIS H 8601(1999)より抜粋)
適用範囲 使用環境別試験項目 皮膜厚さの等級 皮膜厚さの等級と主な用途例 適用範囲 この規格は、アルミニウムおよびアルミニウム合金の陽極酸化皮膜に関する全般的な規格であり、品質および試験方法を規定する。ただし、この規格は、次のものを除く。 ...
その他の機能性アルマイト
機能性アルマイトは、以上述べたほかに、次のようなものがあります。 (1)熱吸収アルマイト 電気炊飯器の内釜は、内面をフッ素樹脂コーティング、外面をアルマイト処理されていますが、外面を、錫やニッケルの2次電解により黒色化すると、銀白色アルマイ...
磁性アルマイト
非磁性体であるアルミニウム素材上に生成したアルマイト皮膜の微細孔(ポアー)の中に、鉄、ニッケル、コバルトあるいは、それらの合金の磁性材料が充填できれば、その製品は磁性を持つことができます。 一般に、情報の記録材料としてはフロピーディスクのよ...
タグ:表面処理プロセス
潤滑アルマイト
摺動部などに使われる機械部品には、潤滑油が使われていますが、潤滑油が使用できない環境では、潤滑油に代わる固体潤滑剤が必要になります。 昔から固体潤滑剤として、グラファイトや二硫化モリブデン、ふっ素樹脂などが知られていますが、これらを皮膜の微...
硬質アルマイト-2
硬質アルマイトの特徴について述べましょう。 (1)浴温と皮膜の硬さ 各種電解浴の各浴温において得られる皮膜の硬度の一例を【図1】に示します。 図からわかるように、皮膜の硬度は、電解浴の温度と電解浴の種類によって、大幅に異なることが明らかです...
機能性アルマイト、硬質アルマイト-1
機能性アルマイト 陽極酸化皮膜は、アルミニウム製品に装飾性と耐食性と耐磨耗性を付与するために利用されてきましたが、近年、皮膜の微細孔を利用して、耐磨耗性、潤滑性、磁性、導電性など各種の機能を付与することが行なわれ新しい機能材料として脚光を浴...
電解着色処理
さきに「 陽極酸化皮膜の自然発色 」で、アルミニウム合金、電解浴、電源波形などの組み合わせによって、それぞれ異なった色彩を発色することをお話しました。 ここでは最初に陽極酸化処理を行なった後、もう一度電解して着色する方法を説明しましょう。こ...
陽極酸化染色処理
装飾品には広く染色アルマイト製品が使われています。 多彩な色彩をだすために、有機染料が使われています。 通常は、有機染料の水溶液を作製し、その中に未封孔のアルマイト皮膜を浸漬することによって染料が微細孔に侵入し、染色します。 従って、染料濃...
タグ:表面処理プロセス
陽極酸化処理工程
(1)陽極酸化処理の基本工程 陽極酸化処理の基本工程は次のようなものです。 予備処理 → 前処理 → 陽極酸化処理 → 後処理 1. 予備処理 一般的にはアルマイトライン外で行なわれる処理で、バフ研磨・ヘアーライン・梨地・模様付けなど、皮膜...
タグ:表面処理プロセス
陽極酸化皮膜の自然発色
陽極酸化皮膜は、アルミニウム合金・電解浴・電源波形等電解条件によって、皮膜そのものが独特の色調に発色します。【表1】【表2】は直流波形による電解発色ですが、これらの色調は皮膜厚さによって、更に変化します。皮膜が厚くなれば通常色は濃くなります...
陽極酸化皮膜の構造
アルマイト皮膜の断面の模式図を【図1】に示します。 (1)バリアー層 電解初期にできる導電性の皮膜で、その上に成長する多孔質皮膜の成長を支えます。すなわち、バリアー層底部のアルミニウムが電解によって溶解し発生した酸素との反応で多孔質皮膜が生...
タグ:表面処理プロセス
陽極酸化処理とは
陽極酸化処理は、通常アルマイト処理ともいわれていますが、これは昔、日本の理化学研究所の登録商標であったからです。この処理を施したものをアルマイト製品といっています。アルマイトの処理方法と皮膜の構造について考えてみます。 (1)処理方法 アル...
タグ:表面処理プロセス
陽極酸化皮膜の種類と特徴
アルミニウムやアルミニウム合金に対する陽極酸化皮膜の種類は、非常に多く、その特徴も多岐に亘っています。 皮膜の特性を支配する大きな要因は、素材にあります。それは、皮膜生成の原理が電気めっきと異なり、素材のアルミニウムが電解により溶解して酸化...
陽極酸化処理
電気めっきと無電解めっきについて、その概要を解説しましたので、今回から、軽金属を主なる対象とした陽極酸化処理について解説いたします。 陽極酸化処理とは、電解浴中で製品を陽極(+極)にして電解処理して、酸化皮膜を形成する表面処理法です。アルミ...