組立作業
- モジュラジャック(ツールレス)組立方法 工具が必要でないタイプのモジュラジャックの組立方法を解説いたします。 【対象型式】 NW07DK-I88-WH NWRTA8868UT-BK シースをストリッパで約5cmむきます。
- 110工具を利用するタイプのモジュラジャックの組立方法を解説いたします。 【対象型式】 NWNKSJ-FTP-R シースをストリッパで約5cmむきます。 シールド(アルミ箔)をシース方向へ2cmおりかえします。
- 組立方法 表1.型式別モジュラプラグ外観
- 組立方法 表1.型式別モジュラプラグ外観
- 穴と棒の組付けには、2個の部品間の寸法関係で組付け作業も2種類に区分されます。 ここでは組付けに力を要す圧入について、用語解説をします。
- コンデンサやLSIリードフレームなどの電子部品を事例に、複数軸の同時自動挿入の勘所を解説します。 (1)複数軸の同時自動挿入の事例 ・コンデンサやLSIなどの電子部品を自動挿入する場合、挿入する部品は事前に専用のステック(整列挿入された保持キャリアケース)や整列トレイ内に整列されて供給されます。 ・挿入穴の幅寸法に対して、挿入する電子部品側の複数軸(LSIのリードなど)は規定公差以内の形
- 自動挿入機の設計においては、挿入する部品形状の特徴や挿入時に生じる力(挿入反力による変形など)を想像して、挿入部品の把持部設計をする必要があります。 (1)長い軸部品の自動挿入の事例 ・回路基板やプラスチック製ボード等への位置決め軸や回転軸などの自動挿入する場合(【図1】)、挿入軸は接着剤などは使用せずに挿入穴の弾性変形力で固定されます。 ・この様な挿入の場合、自動挿入で挿入ミスになると
- 挿入組付けのローコストオートメーションの自動化設計の勘所について事例解説をします。 (1)挿入組付け自動化設計の勘所 1.部品面取り寸法と位置決め必要精度の関係 挿入組付けする2個の部品の面取り寸法に対する自動機側の位置決めの必要精度は、【図1】の関係より出てきます。ローコストオートメーションの設計では、この関係式を満たす位置決め精度が必要条件です。
- 人による手作業を組立自動化(ローコストオートメーション化)するときに、機械設計者が忘れがちなこととして手作業の習熟性があります。この習熟性を自動化技術で対応しようとすると非常に複雑な機構と制御が必要となり、(1)生産タクトが長くなる、(2)自動機の故障停止が増える、(3)投資額が増大する、などのデメリットに繋がってきます。ここでは、挿入組付けの習熟性を可能な限り排除するための部品設計の勘所を解
- 組立自動化の要素技術の3番目の代表事例として挿入組付け技術を解説します。 組立作業の自動化(LCA:ローコストオートメーション)は、複数の単純な要素作業の自動化を複合化させたものと言えます。技術講座では、「かしめ技術」、「ねじ締結技術」、「挿入組付け技術」を組立作業の自動化の代表的要素技術として解説しました。 (1)挿入組付け技術とは ・挿入組付け技術とは次のような作業を手作業または治具
- かしめ加工は高い生産性と併せて優れた締結信頼性を有していますが、一方で、再生作業が難しいため量産時点での加工条件の最適化が重要です。以下ではかしめ品質に影響を及ぼす代表的な制御因子を解説します。 (1)かしめ品質 かしめ品質には次の代表的項目が挙げられます。
- かしめ装置設計のポイント (1) かしめヘッドの磨耗・変形対策
- かしめの種類とその特徴を続けます。図の出典元は日刊工業新聞社発行の『組付け要素技術マニュアル』です。 1)つぶしかしめ 丸棒や丸パイプの外周一部をつぶして結合させる方法です。回転が可能な簡易的な留めピンなどに利用されます。
- かしめの種類とその特徴を解説します。図の出典元は日刊工業新聞社発行の組付け要素技術マニュアルです。 1)リベット結合 2枚の板状部品に貫通穴をあけ、その穴径より細いリベットを挿入しリベット両端をつぶして結合させる方法です。
- 一般的な製品は、複数の部品を機能的に組付けて組立製品となります。この組付け作業の段階で、低コストで安定品質が得られる(言い換えると作りやすい)製品設計と組立生産技術が、キーポイントとなります。さらに、環境問題の関係から、廃棄コストがかからない製品の特徴も求められてきます。これから、組立要素技術の代表の一つである“かしめ技術”について解説します。
- 生産ラインの対象は、軽薄短小化、高機能化が進む一方で、生産設備類の生産ラインなどは重厚長大化でかつ高機能化が求められるなど、多岐にわたって競争優位性が発揮できる生産ラインの構成が求められています。ここでは、多種少量生産ラインの構成とその考え方を解説します。 多種少量生産ライン 生産ラインの考え方
- 生産ラインの対象は、軽薄短小化、高機能化が進む一方で、生産設備類の生産ラインなどは重厚長大化でかつ高機能化が求められるなど、多岐にわたって競争優位性が発揮できる生産ラインの構成が求められています。ここでは、多種中量生産ラインの構成とその考え方を解説します。 多種中量生産ライン 生産ラインの考え方
- 生産ラインの対象は、軽薄短小化、高機能化が進む一方で、生産設備類の生産ラインなどは重厚長大化でかつ高機能化が求められるなど、多岐にわたって競争優位性が発揮できる生産ラインの構成が求められています。ここでは、異なる3種類の生産ライン構成を事例に、基本的なライン構成の考え方を解説します。 (1)産形態と生産ライン構成 生産形態を大きく次の3つに分類します
- ここではゲートデザインの事例を用いて、ゲートデザインとワーク形状の関係を解説します。 (1)スペーサ方式・・・ワーク形状が上下形状で識別可能な場合に多く採用
- 部品整列技術は、「整列工法」の事例で紹介しました整列選別のためのゲートデザインが非常に重要なことが解ります。同時に、ゲートとつながったボウル外壁に設けられる整列部品の移動路(トラック)のデザインも重要です。
- 「方向転換」では、直進ホッパ上での方向転換の事例を解説しました。今回は、振動ボールフィーダ採用時の異形部品の方向転換を、事例を用いて解説します。
- コンデンサのような実装部品や組立用インサート部品などは、上面・下面や前後方向などの方向整列が 必要です。整列対象の部品の特徴(形状の違い、識別マークなど)を利用して方向整列を行います。 前後整列の方向転換技術の解説 (1)前後の形状差がある場合 前後方向の形状差を利用して方向整列させる工法が多く採用されます。 a)方向転換が不要な部品の挙動 b)方向転換が必要な部品の挙動
- 部品整列技術は、部品の小型傾向により難易度が高くなってきます。部品整列には下のような整列処理が必要ですが、0.5mm程度のチップ部品を高速で方向転換させる自動化手段は、長い年月によるローコストオートメーション技術の蓄積から得られる高度技術です。
- コンデンサなどの小型部品の整列のためのLCA(ローコストオートメーション)には、次のような性能が求められます。 ■コンデンサ整列用LCA技術に求められる性能
- チップ型電子部品の代表であるコンデンサを例に、部品整列技術について解説します。電気電子機器の小型化・軽量化・薄型化のために、コンデンサも小型・極小化の製品推移で変化してきています。
- X-Yテーブルの直角組付け方法-2(動きを持つ構造設計-29)にて選定した、組付け精度に関連する3部品の寸法指示法を解説します。 (1)各部品の組付け基準を一致させるとは (2)各部品の寸法指示法(【図1】【図2】参照) 複数部品の寸法指示基準面を一致させて設計することで、組付け後の精度保証が可能となります。 ここでは、X軸ユニットとY軸ユニットを直角に組付けるための3個の部品に
- 再度、高精度組付けが熟練を要さずに出来る設計図面の作成の流れを整理しました。 事例解説 上のa〜dの流れに沿って解説します。 (a)精度を要する装置部位の抽出 ここではX-Yテーブルです。 (b)組付け作業を構想(【図1】参照)
- 組付け精度の実現アプローチ 組付け精度の出しやすい設計とは(【図1】参照) 何故、組付け精度の出しやすさを図面に盛込むのか? どのように部品図面に組付け精度を盛込んでゆくのか?(【図2】参照) ここで事例としている簡易自動機(LCA:ローコストオートメーション)は、X軸(下段)とY軸(上段)の2個の直動ユニットを直角に組付
- FPCフィルムやベークライト基板上に形成された微細配線への電子部品の組付け作業では、回路破壊やゴミの付着などが静電気の影響で生じます。また、工程内の搬送キャリアなども、材料や表面処理が適切でない場合、帯電によりゴミの堆積や静電破壊を生じます。静電気による不良は不良品の識別が難しいこともあり、不良をつくらないことが原則となります。ここでは、静電気制御技術を例に部品供給における要素技術の重要性を解説