電子回路素子とその応用
- エクステンダ(光変換タイプ)とは 工場環境におけるPCや機器のデータ通信では、RS-232が標準的なインターフェイスとして使用されています。 RS-232は、ほとんどのPCに標準装備されたため、計測・制御機器メーカも標準インターフェイスとして採用し、ユーザでは手軽に導入することができました。 しかし手軽さの反面、RS-232には、以下の欠点があります。
- DTEとDCEについて RS-232はパソコンで最も広く使われている通信規格で、この言葉を聞いたことのない人はほとんどいないでしょう。ですがRS-232ポートには結線の概念としてDTEとDCEの2種類があることは、意外に知られていません。 DTE機器について Data Terminal Equipmentの略称になります。データ端末装置のことを意味します。通信回線に接続したい端末と
- 高速で繰り返し運動をする可動体に配線が必要な機構(X-Yテーブルの上層軸、リニアモータのコイル可動体など)では、配線接続部の断線事故を防ぐための工夫が必要です。さらにこの可動体がエアーシリンダや位置計測用リニアエンコーダなどを搭載している場合は、複数本の配線が運動の邪魔にならぬよう処理が必要です。通常はケーブルキャリア(ケーブルベアとも呼びます)を使って、可動体の配線処理を行います(【写真1】参
- 機構設計者は、電装関係の設計・製作はほかの専門家に頼みがちですが、それでは納期・価格・標準化等の点でロスが生じます。電装BOX内部の配置設計の基礎に触れます。 (1)電装BOXに収納するもの 第128回と同じミスミカタログ見開きの標準部品使用例:1上段右端を例とします。この場合、電装BOXには次のものが収納されます。
- ここでは、プログラムにより自動で動く、自動機の操作スイッチの構成の基本を解説します。事例として、2003FAメカニカル標準備品カタログにある『見開きの標準部品使用例:1』の上段右端を使用します。 (1)自動機の操作スイッチ構成の基本形 この機構事例は、モータ駆動のX-Yテーブルとエアーシリンダ駆動Z軸ハンドユニットで構成されています。自動機の操作スイッチ構成の基本形は下記です。配置は【図1