化学処理:エッチング
エッチングの工業的応用-2
化学エッチングや電解エッチングは、電子工業、精密機械工業、印刷工業などのあらゆる分野で基礎的な技術として応用されてきました。なかには他の優れた加工技術の進歩によってその役割を終えたものもありますが、いまなお重要な加工技術であることに変わりは...
エッチングの工業的応用-1
化学エッチングや電解エッチングは、電子工業、精密機械工業、印刷工業などのあらゆる分野で基礎的な技術として応用されてきました。なかには他の優れた加工技術の進歩によってその役割を終えたものもありますが、いまなお重要な加工技術であることに変わりは...
電解ラッピング(電解エッチング)
通常のラッピングにおけるラップ液として電解液を用い、電解エッチングを行いながらラッピングを行う方法を電解ラッピングといいます。この方法は、加工物表面にできる皮膜を電解エッチングによって除去してラッピングが進行しますので、電解研削や電解ホーニ...
電解ホーニング(電解エッチング)
研削とよく似た加工法に、ホーン仕上げ、または、ホーニングとよばれる加工法があります。この方法は、油砥石をホーン(hone)と呼ばれる保持具に入れ、砥石に一定の圧力を加えながら、加工物との間で回転と往復運動を行わせ、これに多量の灯油や軽油など...
電解研削の応用-2(電解エッチング)
「ばり」の除去がむずかしい部品の研削には、電解研削が最適です。たとえば、研削能率は機械研削のほうがよくても、「研削かえり」または「ばり」が発生し、その除去に手数がかかるような部品の研削には電解研削のほうが有利です。 このような例として、【図...
電解研削の応用-1(電解エッチング)
一般の鉄鋼材料は機械的な切削加工や研削加工が容易でありますから、電解研削を必要とすることは稀です。しかし研削焼けを起し易い高速度鋼の重研削、曲がり易い薄板やハ二カム構造製品の平面研削、砥石磨耗の大きい高バナジウム高速度鋼の研削などに対しては...
電解研削-4(電解エッチング)
(6)電解研削面の仕上げ面粗さ 電解研削において生じる仕上げ面粗さの生成機構を【図1】に示します。図は電極砥石と研削面の関係を示しておりますが、この図で電解研削が行われている部分は砥石の外周と加工面が接触するbの部分であります。 しかし砥石...
電解研削-3(電解エッチング)
(5)電解研削の電極砥石 電解研削における電極砥石は、基本的には、絶縁性の砥粒を導電性の結合材で固めた構造をもっています。 この場合の砥粒としては、超硬合金またはHRC65以上の硬さをもつ鋼材に対しては、ダイヤモンドが一般に用いられます。そ...
電解研削-2(電解エッチング)
(4)電解研削の電解液 電解研削用電解液は、主として無機酸を含む導電性の水溶液でありますが、電解加工のように加工物の表面に不動態皮膜の生成を防止する必要がありませんので、次の2つに重点がおかれます。 (1)腐食を防止する特性があること (2...
電解研削-1(電解エッチング)
(1)電解研削の原理 電解加工は、金属表面の所要部分から材料を除去するのに、電解エッチング作用を利用したものでありますが、電解研削は、この電解エッチング作用にさらに、機械的な研削作用を加えたものです。 一般に金属表面から金属を電気化学的に溶...
電解加工の電解液-2(電解エッチング)
(2)酸溶液 各種の無機酸の水溶液は、電導度が比較的高く、また陰極反応は水素の放電が主でありますので、電極工具への電着の危険性はありません。しかし、一般に酸溶液は、腐食性が強く、取扱に不便なため、特殊の場合にしか用いられません。 また、酸溶...
電解加工の電解液-1(電解エッチング)
電解加工用の電解液には、次の特性が要求されます。 (1) 被加工物の表面を不動態化するような不溶性生成物を形成しない。 (2) 液中の陽イオンが電極工具面上に電着しない。 (3) 電導度が高く、粘度が低い。 (4) 良好な加工精度と仕上げ面...
電解加工の応用-5(電解エッチング)
8)電解微小孔加工 微小孔を加工するには、外面を絶縁した細い金属管を電極工具として実施することができますが、この方法の欠点は、外面の絶縁が難しく、また加工中に電極の先端部の絶縁が破れ易いなどであります。 そこで、この欠点を防止するものとして...
電解加工の応用-4(電解エッチング)
8)静止加工 いままで述べた電解加工の応用では、すべて電極工具と加工物に間に相対的な運動があり、加工の進行に応じて電極が加工物の中へ送り込まれますが、応用形態として両者の間にこの運動がなく、電解液だけが電極工具と加工物の間を流通する場合があ...
タグ:バリエッチング・電解加工
電解加工の応用-3(電解エッチング)
5)電解旋削(electrolytic turning) 旋削加工を電解作用によって行うもので、通常の旋削加工のようにバイトに切込みを与えて軸方向に送るのではなく、【図1】のように、所要の形状に成形された電極工具を回転する加工物の半径方向に...
タグ:エッチング・電解加工
電解加工の応用-2(電解エッチング)
2)電解切抜き加工(electrolytic trepanning) 電解切抜き加工は、加工物から目的の形状をもった材料を切りだす加工で、加工方法としては孔あけ加工と同じでありますが、両者の相違は目的の加工物で、孔あけ加工の目的が加工された...
タグ:エッチング・電解加工
電解加工の応用-1(電解エッチング)
(5)電解加工の応用 電解加工は材料の硬度、靭性に関係なく、複雑な形状を1工程で加工できるので、材料の硬度、靭性が高くて、一般の機械加工の適用が困難であり、加工形状が複雑な加工ほどそのメリットは大きくなります。 例えば、機械的な切削加工にお...
タグ:エッチング・電解加工
電解加工-2(電解エッチング)
(4)電解加工における電流効率と加工速度 電解加工における加工速度は、電気分解におけるファラデーの法則を用いて理論的に求めることができます。ただし、次の条件が満たされていることが必要です。 (1) 電解エッチングによって生成されるイオンの原...
タグ:エッチング・電解加工
電解加工-1(電解エッチング)
(2)電解加工機の構成 電解加工機の一般的な構成を、【図1】に示します。図に示すように、加工物と工具に相当する電極の距離を極めて近くし(通常0.02~0.7mm)、電解液を介して、被加工物が陽極、電極工具が陰極として直流を通電します。 通常...
電解エッチング
(1)概要 電解エッチングは、化学エッチングが材料の溶解を化学的に行うのに対して、直流電力を供給して材料を陽極として電気化学的に溶解を行うものです。 電解エッチングを応用する技術としては、電解加工、電解研削、電解ホーニング、電解ラッピングな...
タグ:エッチング・電解加工
フォトフォーミング-2(化学エッチング)
フォトフォーミングにおける問題点は、めっき膜分離用の形成処理と、めっき厚さの管理であります。 分離用皮膜処理としては、酸化物皮膜、クロム酸塩皮膜、硫化物皮膜などが用いられますが、【表1】に幾つかの処理条件の例を示します。 【表1】表分離用皮...
タグ:エッチング・電解加工
フォトフォーミング-1(化学エッチング)
フォトフォーミングは、前述のフォトエッチングにおけるフォトレジストのパターン形成技法と、電鋳法(エレクトロフォーミングelectroforming)あるいは化学めっき(chemical plating)を組み合わせたものです。 この方法は、...
タグ:エッチング・電解加工
フォトエッチング(化学エッチング)
フォトエッチングとは、感光性耐薬品皮膜(フォトレジスト)をマスキング剤として用いて行う化学的加工法で、フォトエッチング(photo-etching)またはフォトエングレービング(photo-engraving)といっております。 フォトエッ...
タグ:エッチング・電解加工
後処理(化学エッチング)
化学打抜き処理後の後処理としては、残留マスキング剤の除去、防錆処理、仕上げ検査などが含まれます。 エッチング打ち抜きによって加工された部品は、エッチングが完了した後に材料表面に残ったマスキング剤をそのままの状態で使用することは、ほとんどあり...
エッチング液(化学エッチング)
化学打抜きに用いられるエッチング液(腐食液)は、金属材料や要求される加工速度などによって種々の組成と温度が用いられています。主な材料に対するエッチング液の組成とその条件の一例を【表1】に示しました。 【表1】化学エッチングに用いられるエッチ...
化学打抜き(化学エッチング)
化学打抜きは、主として薄板または箔に、機械的に打抜きプレスで生産されるような部品に対して適用されます。機械的プレス加工では、振動、バックラッシ、加工物の歪などにより、生産する部品が小型化するほど加工が困難になります。このような場合に、化学的...
タグ:エッチング・電解加工