「方向転換」では、直進ホッパ上での方向転換の事例を解説しました。今回は、振動ボールフィーダ採用時の異形部品の方向転換を、事例を用いて解説します。
事例1:ボルトの方向転換
- 振動ボウルフィーダにボルトが貯蔵されます。
- ボウル下部の振動体で微振動を受け、半時計方向にボルトは回転します。
- (A)部の整列装置により、一方向ボルトのみをゲート形状*で選別フィードし整列させます。
- フィーダに整列されたボルトを振動で整列前進させます。
- 振動フィーダの課題:
- *振動による騒音発生
- *製品へのキズや製品とボール両者の摩耗
- *静電気の発生