生産ラインの対象は、軽薄短小化、高機能化が進む一方で、生産設備類の生産ラインなどは重厚長大化でかつ高機能化が求められるなど、多岐にわたって競争優位性が発揮できる生産ラインの構成が求められています。ここでは、多種中量生産ラインの構成とその考え方を解説します。
多種中量生産ライン
生産ラインの考え方
* | 治具類は多種対応性を良くするため、ワンタッチ交換可能で標準ユニット設計を盛り込む。 |
* | U字構造のライン配置を基本形とし、立ち作業と隣同士の助け合い作業設計により高い負荷変動対応性とラインバランスを実現させる。 |
* | テーブル/コンベアのサイズ(幅、高さ等)の標準化により機種変動に対するフレキシビリティ化。 |
事例:はんだ付け作業工程の構成例・・・・自動化ユニットを治具化と作業設計で対応する