(1)型内組立用LCA(ローコストオートメーション)を構成するユニット
型内組立用LCA(ローコストオートメーション)は、次のユニットで構成されます。
- ア)直動ユニット(上下方向)
- イ)直動ユニット(前後方向)
- ウ)圧着・かしめ・プレスユニット
- エ)位置決めユニット
- オ)直動アクチュエータ
- カ)支柱
(2)型内組立用支柱構造の事例
型内組立式LCA(ローコストオートメーション)の支柱構造は、上下方向に駆動して、圧入やかしめなどの組立処理を行うユニットを保持するものです。
このため強度と併せて、組立調整のし易い機構構造が求められます。
(1)組立調整がし易い支柱構造の事例
(2)高強度の支柱構造の事例
支柱構造に強度が必要な場合は、L型アングルをそのまま支柱ブロックに応用する場合があります。
この場合、L型アングルのサイズ(高さ、幅など)を標準化させることで、支柱構造そのもを交換式ユニットにすることができます。
【図3】は、背面板に直接取り付けた上下駆動ユニットです。この上下駆動ユニットは、水平/垂直/壁掛け方向のどの構造にも適用できます。