切削加工:「治具」の種類・特長
- [2023/7/12公開] Question 加工中にワークが動いてしまいました。原因の調査ではなにをすべきでしょうか? Answer 治具の締め付け力を測定してください。締め付けが弱くなりビビりが発生しているかもしれません。 コードレスで持ち運び自由で便利な荷重計 ナベヤ-ハンディデジタル荷重計タグ:
- [2023/7/10公開] Question プレート交換の段取りに時間がかかりすぎています。生産効率を上げる方法はありますか? 芯出し作業に時間を取られ、機械のアイドルタイムが長い 多品種少量生産において治具の交換を簡単にしたい Answer 高精度かつ操作性の良い、位置決め・締結治具ユニットの使用を推奨します Qロックエレメントを用いた外段取り ナベヤ - Qロックエレメントタグ:
- [2023/7/3公開] Question バイスのワーク設置位置が機内奥側にあり、設置に負担がかかります。作業者の近い機内手前側にワークを設置可能なバイスはありますか? バイスの基準面が作業者から遠く、ワークを設置するのが大変 ワークの段取り位置を作業者の近くにして、設置時の作業負担を軽減したい Answer 基準面が手前側にあるバイスを導入する ワークの着脱距離が短くなり、作業者への負担が大幅に減少 段取り時間の短縮 作業者の手間が減少し、生産性の向上へ繋がるタグ:
- [2023/7/3公開] Question フライス加工での上面クランプの種類とコツを教えて フライス加工で被削材を上から固定するのにクランプをよく使います。古く傷ついたので買い換えを考えていますがどんな種類がありますか?また、特長やコツがありましたら教えてください。 Answer 上面固定クランプの種類 上面固定クランプのコツの紹介 上面固定クランプの種類 1. サポート部違いと 2. 先端形状違いで、代表的なクランプを紹介いたします。
- [2023/6/26公開] Question 5軸加工機で複数のワークをクランプする方法はありますか? ・高価な機械で1個しか加工できないのは生産数が低く、費用対効果が悪い ・1度の段取りで複数ワークを取り付け、長時間連続稼働や夜間の無人加工で生産性を上げたい Answer ワーク取り付け面が複数あるイケール治具の導入を推奨します。 長時間稼働が可能になり、段取り回数・機械停止時間が減少し、生産数の増加・作業者も機械から離れる時間が増えて多能工化へ貢献します。 干渉を考慮した形状のイケールタグ:
- 段取りロス改善は、機械稼働率を向上させ製造コストを低減させる為に重要な要素である。一般的に工作機械や切削工具が注目されがちだが、実はクランプ作業時間の短縮は、機械停止時間を削減し、加工時間を増やす生産効率向上の一つの方法である。ここでは「機械非稼働時間=利益を生まない時間」を削減の成功事例を2つ紹介する。タグ:
- クランプ作業時間の短縮は、機械停止時間を削減し、加工時間を増やす生産効率向上に有効な方法の1つである。ここでは加工工程でよくある変形や浮き上がり等の課題と、その解決成功事例を2つ紹介する。タグ:
- ミニクランピングシリーズ ダブルエッジクランプ フィックスチャークランプ Tスロットトークランプ IDクランプ スロットクランプ アジャストトークランプ ミニクランピングシリーズ 小物・薄物の切削加工用の治工具です。
- ステップクランプ Uクランプ スイベルクランプ ステップブロック ストラップクランプ スライドクランプ ユニクランプ スクリューサポート ステップクランプ 被削材(ワーク)を固定する補助工具です。
- ワンタッチクランプ プッシュクランプ スイングクランプ 引き込みクランプ カムサイドクランプ ワンタッチクランプ レバー操作で簡単に固定できる締め付け治工具です。
- クランピングナット 六角ナット カップリングナット 球面座金 フランジナット 平座金 球面ナット クランピングナット 工作機械上で被削材(ワーク)を固定するための工具です。
- スタッドボルト Tスロットボルト Tスロットナット スタッドボルト Tスロットナットを使って被削材(ワーク)を固定する時に使用するボルトです。 スタッドボルトは被削材(ワーク)を固定するため、治工具本体とテーブルをつなぐために使用するボルトです。
- スケイタ(芯出しプレート) 精密平行台 ユ二バーサルブロック スケイタ(芯出しプレート) 厚み調整をするための薄い鉄の板です。 各種バイト、治具、その他の下に敷き、旋盤、ミーリング、ボール盤など、全ての芯出しに使用できます。
- 精密バイス ミーリングバイス 油圧バイス 精密バイス 主に工作機械上で被削材(ワーク)をフライス加工する際に、クランプ(おさえて固定)します。 付属の口金を交換することで、異形材もクランプ可能です。
- 手動割出台(デバイダー) 電動割出台 ラインマスター[高精度ケガキツール(工作機械取付タイプ)] 手動割出台(デバイダー) ボール盤、フライス盤などで分割の加工に使用する装置です。 レバーでテーブルをまわします。セレクトピンを分割位置にセットしたところで、テーブルが止まります。
- 真空チャックは古くから使われてきたチャックですが、一部の分野でしか使用されず、機械加工に携わる方にとってはあまり馴染みのないチャック方式ともいえます。また、真空チャックのワーククランプ力は、メカクランプと比較して非常に弱いのが特徴であり短所でもありますが、使い方よっては大変便利なチャッキング方式でもあります。 この度は真空チャックの特徴を改めてご紹介致します。是非ご一読ください。 ■機械加工時の悩み 電磁チャックを使用しており、非磁性材を固定できない 段取り時間がかかっている 薄いワークをバイスで固定すると、歪みが大きく加工中にビビりが発生する ■真空チャック導入のメリット