Question

ワンタッチ操作でクランプできるような、操作性の良い治具はありますか?

・頻繁なワーク交換でクランプ/アンクランプを繰り返すため、工具で締めるのが面倒だ。
・多種類の工具を使い分けており、治具交換の度に工具を探すのに時間を取られる。

Answer

レバーやハンドルなど操作、工具不要の簡単なクランプを使用する。

工具を使わずにクランプを行うメリット

工具レスの治具を利用することには、以下のような利点がございます。
・工具を回して締付ける時間が無くなり、クランプ時間の短縮。
・多種類の工具の中から、必要な工具を探し当てる時間を削減。
・作業者による締付力のバラつきがなく、段取り時間の短縮。

段取り時間の短縮による工数削減

工具レス治具の使用により、段取り時間はおおよそ1/4~1/10程度短くなると言われます。
加工や測定、対象ワークの条件など、場面に応じて工具締めとワンタッチ治具を使い分けることで、業務効率の向上に繋げることができます。

ワンタッチクランプの仕組み

レバーやハンドルを押し込んでクランプします。
代表的なクランプの仕組みとして、トグル機構やカム機構の製品があります。

トグル(リンク)機構

リンク(継手)機構とも呼ばれており、"行き端" 寸前のわずかなストロークを利用します。
ストローク(行き端~戻り端)としては大きな隙間が得られる、作業性の高いクランプ機構です。

カム機構

カムは偏心しており、カーブした表面と回転中心との距離の変化を利用します。
この偏心量(距離の変化)がワークに対してクランプ力を与える機構です。

他にも、ばねの戻り機構を用いて、押し込みや挟み込みでクランプする手法など、
工具レスのクランプ機構にはさまざまなものが存在します。

加工用のワンタッチクランプ

レバーや押し込みで操作できる、軽切削向きの治具シリーズ

トグル型

トグル型

ハンドル操作型

ハンドル操作型

レバー操作型

レバー操作型

測定用のワンタッチクランプ

検査や測定においても複雑な治具設計/操作が必要ありません。

3次元測定向け

トグル型

ハンドル操作で測定器での
異形クランプを簡単に

小物向け

トグル型

クリップ式レバーで小物の測定に

小物向け

トグル型

ばね式のピンによって
押し込むだけでワーク保持が可能

使用事例

素早いクランプで作業効率向上

穴あけ加工でのトグルクランプ使用事例

穴あけ加工でのトグルクランプ使用事例

クランプピン付プレートで小物の多数個取りも素早く

クランプピン付プレートで小物の多数個取りも素早く

フレックスサポートで測定時の異形ワーククランプ

フレックスサポートで測定時の異形ワーククランプ

メジャーリングクランプを使って小型丸物も楽々クランプ

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出典:株式会社ナベヤ