計測工学
洗浄-4 洗浄エネルギー位置検出法(自動化ノウハウ編)
概要 精密洗浄にはほとんどの場合、超音波洗浄装置が使用されるが、この超音波洗浄の洗浄エネルギーの発生位置を検知し、この最適位置で洗浄できるように洗浄かごを設計製作することがポイントである。 解説 (1)超音波洗浄エネルギー発生位置の検知方法...
金型用工作機械の加工精度
プラスチック成形品の精度を保証するためには、金型のキャビティ、コアやモールドベース等の金型部品を精度良く機械工作する必要があります。工作機械は、金型部品の形状や材質、硬度などによって選択されますが、工作機械や工作法自身の要因によって加工精度...
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位置決め-3(自動化ノウハウ編)
・エッチング加工で位置決め穴が形成されたものとして、フレキシブルなバネ性を持つ薄いステンレスシートなどがある(図1,2)。 ・エッチング加工は、半導体プロセスを応用するためある程度の長さを持つフープ状のものに精密な位置決め基準穴を形成できる...
位置決め-2(自動化ノウハウ編)
・液晶ディスプレイなどの場合、1個の素子サイズは数十μmと微小だが、全体寸法が大きいために数十μmの素子が膨大な量で配列されている。図1の液晶ディスプレイ素子の場合は数十μmピッチで微細な パターン加工が全面にほどこされている。 ・このよう...
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清浄度の試験法-5
(11)摩擦係数測定法 金属表面に強く吸着している潤滑剤は摩擦係数を低下させます。同様に金属表面に有機物が存在する程度、すなわち汚染の程度によっても摩擦係数は変わります。 この原理を応用して、【図1】に示すようなスライダーを汚染された金属の...
測定法-4(水素脆性)
水素脆性を測定する方法として、次のような方法もあります。 (5)製品を用いての遅れ破壊試験 めっきした製品が、めっき工程中で吸蔵した水素により水素脆性破壊を起すか否か、また、ベーキング処理によって水素脆性が除去されたか否かなど、これらのこと...
測定法-3(水素脆性)
水素脆性を測定する方法として、次のような方法もあります。 (4)ローレンス ゲージ(Lawrence Hydrogen Detection Gage) ボーイング社の技師であったローレンス氏と高田氏の共同により開発された試験法で、めっき浴の...
測定法-2(水素脆性)
水素脆性を測定する方法として、次のような方法もあります。 (2)ノッチドテンシルテスト(Notched Tensile Test) この試験法は、ストレスラプチャーテスト(Stress Rupture Test)またはサステインロードテスト...
測定法-1(水素脆性)
金属を酸洗いすると、酸によって金属が溶解して水素を発生します。また、電解脱脂や電解酸洗い、電気めっきでも水素が発生します。この発生した水素が素地金属、特に鉄鋼に吸収されて鋼を脆くします。この現象が水素脆性です。水素脆化した製品は、ある荷重が...
ボールねじ精度の用語解説(ボールねじを極める-6)
ボールねじの精度に関係する用語を解説します。 用語 解説 ねじ溝 ねじ軸とナットが相対する部分で鋼球が転動するねじ状の空間 ボールねじのリード ねじ軸の1回転に伴い、ナットが軸方向に進む距離 ねじ軸のリード ねじ軸の軸線を含む断面において、...
ダイハイトとシャットハイト(用語とその周辺 その5)
プレス機械には金型の取り付け可能な最大高さがあります。この最大高さを超えると、どのようにしても金型をプレス機械に取り付けることはできません。この高さの表現には2つがあります。ダイハイトとシャットハイトです。 【図1】で説明します。どちらもス...
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画像識別(材料送り異常の検出 その12)
コイル材を加工して、製品をコイルに巻き取る加工を「コイルtoコイル」と呼びます。 この加工はコネクター等の製品に多く見られます。このような加工では、途中で異常が発生すると発見できずに、製品として巻き取られた最終端で発見されることが多いです。...
プラスチック成形品の硬さ試験
プラスチック射出成形品の表面の硬さを試験するため方法として一般的に使用されているのは、ロックウエル硬さ試験です。 金型部品用の鋼材の試験方法としてロックウエル硬さ試験は多用されていますが、この場合の測定スケールはCスケールで、硬さは「50H...
吸光光度法
重金属類は、蛍光X線分析、原子吸光光度法、ICP発光分析などの方法で容易に分析できますが、シアン(CN - )や六価クロム(Cr 6+ )などは別の方法が必要です。それは試料の前処理を行った後、ある指示薬を添加して発色させ、その色濃度が対象...
ICP発光分析
(1)測定原理 誘電結合プラズマ(Inductively Coupled Plasma 略してICPという)発光分析は、原子吸光分析のバーナー(約3000℃以下)の代わりに、より高温な(6000~8000k)誘導結合プラズマ炎を用いることに...
ガス浸炭処理
現在の浸炭法の主流は、ガス浸炭法です。 前回 の【表1】で述べたように、ガス浸炭法には各種の方法があります。 (1)変性ガス法 浸炭性の変性ガスは、プロパンC 3 H 8 やブタンC 4 H 10 と空気を混合させ、ニッケル触媒中でおよそ1...
アッベの原理(LCA:ローコストオートメーションと計測)
高精度の測定や位置決めを要する装置構造では、アッベの原理にしたがい、測定線(位置決めワーク)と目盛線(リニアスケールなど)を、同一直線上に配置させることが設計原理として好ましいです。 解説 ■アッベの原理(Abbe's principle)...
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計測におけるノイズ処理(LCA:ローコストオートメーションと計測)
精密計測を行う上で、精度に悪影響を与える外乱要因として、[1] 振動、[2] 熱変位/熱変動、[3] 電気ノイズなどが挙げられます。ここでは、センサ素子などを用いて計測を行う場合の電気ノイズについて解説します。 (1)電気ノイズの影響 セン...
計測器の静特性と動特性(LCA:ローコストオートメーションと計測)
静特性と動特性 (a)静特性 ■「静特性」とは 入力が時間に対して変化しない場合の特性。感度、直線性、ヒステリシス差などがあります(【図1】参照)。 ・ 「感度」とは 測定器が測定量の変化に応じる度合い(敏感さ)を表すもの。感度が高いほど、...
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計測器の時間的不安定性(LCA:ローコストオートメーションと計測)
ここで使う計測器は、長さや質量、温度などの物理量を測る測定機器と、表面粗さや光沢など工業量を測る測定機器を含みます。以下では、計測器に要求される基本性能と特性を解説します。 (1)測定器の適正な選択 測定対象物の加工公差(要求計測精度)と、...
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精密測定における精度と誤差の関係(LCA:ローコストオートメーションと計測)
(1)精度と誤差について 誤差と精度の言葉の関係は、測定結果や計測器の性能を満足いく性能ととらえるか、逆に性能不備としてとらえるかで使い分けられる概念です。 ■誤差とは 測定値から「真の値」を引いた値。ただし、誤差を伴わない「真の値」が得ら...
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真空計
各種のポンプを駆使して、真空容器内を真空にしても、その真空がどの程度であるか。具体的には何パスカルであるかが分からなければ、ドライプロセスを行うことはできません。その目的のために、各種の真空計が使われています。 現在使われている真空計の主な...
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測定機器/手法とLCA(LCA:ローコストオートメーションと計測-2)
始めに、「計測」と「測定」の言葉の解釈を明らかにします。 ・「計測」とは・・・ 特定の目的に応じた測定を行い、その結果を用いることによる目的の達成に至るまでの行為 ・「測定」とは・・・ 基準として用いる量を比較して、量を数値と単位をも用いて...
計測の重要性(LCA:ローコストオートメーションと計測-1)
モノづくりのプロセスやその手段の治具・自動機などは、対象物を測る(数値化する)ことで、モノの状態の良し/悪しの判断が出来ます。自動機や加工機などは、部品精度が悪いモノを使うと組立作業に膨大な負担がかかったり、個体差の大きな加工機となります。...
プレス機械の精度(プレス機械と金型の関係 その9)
プレス機械の精度は、プレス加工製品に悪い影響を及ぼすと共に、金型寿命も短くします。プレス機械の精度には、負荷をかけない状態での静的精度と、製品を加工しているときの動的精度があります。JISでは動的精度はありません。したがって、プレス機械購入...
送り線高さとリフト量(プレス機械と金型の関係 その2)
材料の送り線高さは、【図1】に示すように、ボルスタプレート面から材料の移動位置までの高さを言います。「フィードレベル」または「パスライン」と呼ぶこともあります。 材料送り装置を用いて自動加工するプレス金型では、ダイハイトと共に送り線高さもプ...
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ダイハイト(プレス機械と金型の関係 その1)
ダイハイトは2つあります。プレス機械のダイハイトと金型のダイハイトです。 ダイハイトは金型の取り付け高さに関する制約を示しています。プレス機械のダイハイトが主で、金型のダイハイトが従の関係になります。 【図1】に示したものが、プレス機械のダ...
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