切削工具
- Question 底面加工時にカッターマークがついて困っている モールド金型のポケット加工で、超硬スクエアエンドミルを使うとどうしても底面にカッターマークがついてしまって困っています。 特に多数個取りの金型になると、入れ子の高さが異なってしまうので、フライス加工の後の仕上げ工程で、このカッターマークを取るようにしていますが、きれいに仕上げるのにかなりの時間が掛かってしまいます。 カッターマークの発生を防ぐにはどのように対応したらよいのでしょうか? Answer カッターマークがついてしまう理由 超硬スクエアエンドミルで加工すると、取り付け時や加工時の工具の振れ、機械主軸の熱変位などで、工具刃先の先端がワークに食い込む作用が働きます。これにより、引っかき傷のようなカッターマークがついてしまいます。タグ:
- Question アルミ合金の切削加工に対するコーティングの使い分けはどうしたらいいですか? アルミ加工用の工具として、DLCコート品やダイヤモンドコート品がありますが、被削材によってどのように使い分ければいいでしょうか。タグ:
- Question 鋳鉄を切削加工するときのポイントは? [被削材例] FC250、FCD600 Answer 鋳鉄の特性 材料中に片状の黒鉛組織が散在するねずみ鋳鉄は、切りくずが小さく分断されやすい特性を有します。さらに、黒鉛が固体潤滑剤として作用し、切削抵抗は鋼に比べると小さいため、切削加工は比較的容易といえます。 一方、球形状の黒鉛を含有したダクタイル鋳鉄は、切りくずが分断されにくい特性を持ちます。タグ:
- Question 交差穴のバリ取りを自動化したい マシニングセンターを用いて交差穴のバリ取りを行いたいのですが、工具選定および注意点を教えてください。 Answer 1次加工穴方向からバリ取りを行うのが一般的 交差穴のバリ発生メカニズム 穴加工の際、2次加工穴の切削時に、1次加工穴と2次加工穴の交差する部分に、1次加工穴の方向に返りバリが発生します。 また、交差穴のバリ取りは、次のような理由から複雑で難しいものとなっています。タグ:
- ねじ穴は、締結部品の大きさや方向、またねじやボルトの種類の多様性などにより自動機の部品に加工する場合、加工コストへの影響が大きく出ます。少ない数のねじ穴加工は、手作業用のタップ(注記参照)工具が多用されますが、多数のねじ穴加工が必要な場合や、多種類のねじ穴加工に対応するには、ねじフライス工具とヘリカル工具軌跡による工作機械を用いたねじ加工方式などが採用されます。タグ:切削工具,