Question

ロールタップの下穴管理はどのように行えばいいか

ドリルで下穴加工後ロールタップを使用しているのですが、高精度なねじが切れません。
ロールタップの下穴は精度が必要と聞きますが、下穴加工用工具はどのように選定すればいいのでしょうか?

Answer

ロールタップの下穴精度の必要性と下穴径

ロールタップは塑性加工でねじを成形する加工方法であり、下穴寸法はねじ山形状に大きな影響を及ぼすため、高精度な下穴管理が必要です。

メートルねじ用下穴径一覧表(ロールタップ用)
ねじの呼び
M×P
推奨
ドリル直径 D
 
最小径 最大径
M2× 0.4 1.83 1.81 1.85
M2.2× 0.45 2.00 1.98 2.03
M2.5× 0.45 2.30 2.28 2.33
M3× 0.5 2.78 2.76 2.81
M4× 0.7 3.68 3.65 3.70
M5× 0.8 4.63 4.59 4.66
M6× 1 5.53 5.48 5.57
M7× 1 6.53 6.48 6.57
M8× 1.25 7.39 7.34 7.41
M8× 1 7.53 7.48 7.57
M10× 1.5 9.24 9.18 9.28
M10× 1.25 9.39 9.34 9.41
M10× 1 9.53 9.48 9.57
M12× 1.75 11.12 11.05 11.15
M12× 1.5 11.24 11.18 11.28
M12× 1.25 11.39 11.34 11.41
M14× 2 13.00 12.92 13.04
M14× 1.5 13.27 13.21 13.30
M16× 2 15.00 14.92 15.04
M16× 1.5 15.27 15.21 15.30
M18× 2.5 16.73 16.63 16.78
M18× 1.5 17.28 17.22 17.31
M20× 2.5 18.73 18.63 18.78
M20× 1 19.28 19.22 19.31

ロールタップの下穴加工の留意点

高精度な下穴を加工するには、従来のハイスドリルよりも高精度な超硬ドリル(バニシング刃付など)を用いることがポイントです。
穴の寸法管理が厳しい小径穴には、ドリル直径寸法が百分台の高精度なドリルの適用をお勧めします。
さらに、安定した高精度穴加工に仕上げる場合は、ドリルによる下穴加工後にエンドミルによるコンタリングやボーリング加工などが有効です。

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