【図】aは、スライダとクランクをロッドで連結した代表的な回転運動→直線運動変換機構のスライダ・クランク機構です。この機構は、自動車のエンジンの往復直線運動を回転運動に変える機構としても利用されています(【図】a参照)。
【図】bは、【図】aと同様の機能を持ち、かつ、スライダのしゅう動ストロークの調節が可能な機構例です。しゅう動ストローク調節ねじは、回転ディスクの回転軸中心上に配置します。しゅう動ストロークの調節は、しゅう動ストローク調節ねじの一端の調節ナットで調節できます。【図】a)の機能に多機種対応性を持たせる場合などに有効です。なお、高速回転や長時間駆動を必要とする場合などは下記の信頼性に関する設計項目の追加検討が必要です。
- 回転体(ディスク上にある構造体の全て)の回転バランス
- 回転軸強度
- 調節ナットの緩み防止(ダブルナット方式など)
- 磨耗部の耐磨耗対策部品の選定

■標準部品使用例
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