[2023/10/17公開]
Question
治具使用時の締付けトルクを管理する方法はありますか?
・作業者により締付けトルクに差があり、加工精度に差が出てしまっている。
・熟練者と初心者の間で段取り時間に差が出てしまっている。
Answer
ナットランナー対応の治具を使用する。
・ナットランナーでトルク管理することで作業者間のバラつきを無くす
・俗人化しないクランプ方法 = 生産性の向上
ナットランナーの使用で締付けトルクの一元管理が可能になります。
これにより、俗人化していた段取り作業の工程集約に繋がります。
油圧の配管なども不要で、ナットランナーと治具を用意するだけの低コストで立ち上げが可能です。
協働ロボットとの組み合わせで省人化にも活用可能
ロボットハンドの使用により、ワークの搬送から着脱までの全てを自動化することも可能で、量産加工における省人化を低コストで実現できます。
ナットランナー対応治具
3種類のクランプ方向、締付け力は3~18kNの幅広さで、ワークに応じた治具設計が可能です。
事例動画
【ナットランナークランプ各種紹介】
【ナットランナークランプを使用した自動化】
出典:株式会社ナベヤ