Question

自由指定直刃エンドミル テーパエンドミルで寸法の指定方法を教えて

自由指定超硬直刃エンドミル テーパエンドミルで寸法指定をしても、エラーがでて型番の確定ができません。どのように寸法指定すればいいか教えてもらえますか?

Answer

自由指定直刃エンドミル テーパエンドミルの寸法指定は、他の寸法により指定できる範囲が変動しますのでそこに注意し指定値を調整します

強度などによる固定された寸法範囲の他に、形状が成り立たないため指定できる寸法に制約がある場合があります。これは他の寸法により指定できる範囲が変動するので、変動する理由を理解して指定値を調整すると型番の確定が早くできます。問い合わせが多い寸法の指定範囲が変動する主な制約条件を以下に記載していますのでご参照ください。

【テーパエンドミルの主な指定寸法制約】

(1)テーパエンドミルで指定できる刃長ℓの制約は以下の3点になります

① 0.5≦ℓ≦D×4 ・・・標準では刃径Dの4倍までで、オプションでMAXとするとDの10倍までとなります
② ℓ≦(d/2-D/2)/tanθ ・・・テーパの大径がシャンク径より大きくならない範囲
③ ℓ≦ℓmax ・・・シャンク径dごとℓmaxの値が設定されていますのでカタログをご参照ください

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※オプションで刃長をMAXに指定すると、①の制約がD×10以下と大きくなりますが、②と③の制約はありますので、いずれか最も小さい値で製作します
上の図ではMAX指定ではℓ=(d/2-D/2)/tanθとなります

(2)(1)以外にインナーR付、面取り刃付は以下の制約があります

形状 制約条件
インナーR付

0.1≦CR≦2
ℓ≦(d/2-D/2-CRcosθ)/tanθ-0.05

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面取り刃付

0.5≦CM
ℓ≦(d/2-D/2-CM)/tanθ

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(3)(1)以外にボール、ラジアス、コーナーC、コーナーアングルは以下の関係があります

先端形状 条件式
ボール

刃径D=R×2×cosθ
Dは底刃のR止りの径

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ラジアス

0.1≦R≦(D-0.2)/2
※Dは側刃と底刃の交点による仮想点上

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コーナーC

0.1≦C≦(D-0.2)/2
※Dは側刃と底刃の交点による仮想点上

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コーナーアングル

0.1≦D1≦(D-0.2)/2
θ1>θ2
※DとD1は側刃と底刃の交点による仮想点上

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