成形条件
ポリイミド(新しい成形材料の紹介)
ポリイミド(Polyimide、PI)は、耐熱性が特に優れた成形材料です。荷重たわみ温度は、250~360℃とプラスチック材料では最高水準にあります。つい最近では、射出成形が可能なグレードも開発されてきています。 ポリイミドは、全芳香族ポリ...
シンジオタクチックポリスチレン(新しい成形材料の紹介)
シンジオタクチックポリスチレン(Syndiotactic Polystyrene,SPS)とは、メタロセン触媒を利用して合成されたポリスチレンです。 シンジオタクチックの意味は、立体規則性があるという意味で、下記のような優れた特徴があります...
プラスチック成形材料の化学構造式
射出成形加工の原材料であるプラスチック材料は、原油や天然ガス等に含まれている成分を化学合成して生産されています。 実際に射出成形金型を設計する上では、プラスチック材料の成分や化学構造式は、さほど気にかける存在ではありませんが、ここで少し原材...
特殊な射出成形方法(二色射出成形法)
今回から特殊なプラスチック射出成形法について、紹介を行いたいと思います。 まず初回は、二色射出成形法です。 二色射出成形法は、最近では「二材質射出成形法」とか「異材質射出成形法」などと呼ばれる場合もある成形方法です。2種類の熱可塑性プラスチ...
金型と成形品生産システム
プラスチック射出成形金型は、射出成形品を生産するためのマザーツールであることは当然ご承知のことかと思います。 射出成形品の品質やコスト、生産能力も金型が大きな影響を与えることも理解ができると思います。 成形品生産システムは、下記のようなサブ...
ガス焼けの発生原因と対策
プラスチック射出成形では、細いリブの先端部等にガス焼けが発生し、成形品の一部が黒変し炭化してしまう現象が見られる場合があります。 ガス焼けの発生メカニズムは、金型のキャビティ内部の空気が、キャビティ内部に流入してきた溶融プラスチックによって...
主要なプラスチック材料の成形収縮率の目安(その2)
前回説明しました、代表的なプラスチック材料についての成形収縮率の目安について、追加をしたいと思います。今回は、エンジニアリングプラスチック(通称エンプラ)をまとめています。 別表には、主要な熱可塑性プラスチックとその成形収縮率、キャビティ表...
主要なプラスチック材料の成形収縮率の目安(その1)
プラスチック射出成形金型の設計をするためには、成形収縮率の決定が重要であることはすでに説明をしましたが、今回は、代表的なプラスチック材料についての成形収縮率の目安について説明をしたいと思います。 【表1】には、主要な熱可塑性プラスチックとそ...
電動式射出成形機の特徴
全電動式プラスチック射出成形機は、小型機を中心に急速に普及しています。 全電動式射出成形機は、その機能が格段にレベルアップしたことが、普及の原動力になっているものと思われます。 全電動式射出成形機の特徴は、以下のような点が挙げられます。 消...
成形収縮現象とは?
熱可塑性プラスチックの射出成形加工では、成形収縮現象を利用して所望の寸法の成形品を得ることができます。成形収縮とは、金型のキャビティ内部に充填された溶融樹脂が、冷却されて固化する際に、体積が収縮する現象のことです。 この収縮する度合いを「成...