安全衛生管理に係わる事項
- 粉体を取り扱う技術は食品の小麦粉や建設用セメントの扱いばかりでなく、新材料創成や、従来材料に新しい機能を付与するために有効な技術である。しかし主に生産の過程・途中で利用されるため、あまり一般の目に触れることはない。ここではこの粉体の特長と計測方法について技術士の吉原伊知郎氏(吉原伊知郎技術士事務所)が解説する。
- 「粉体物性の特異性」を原因に産業界の現場・生産プロセスで発生するトラブルに対して、先達は多くの対応策を試行錯誤し、それぞれ解決してきた。ここでは粉体に起因するトラブルとその対策について技術士の吉原伊知郎氏(吉原伊知郎技術士事務所)が解説する。
- 印刷・パッケージ業界では、紙の断裁加工等によって生じる紙粉対策に細心の注意を払っている。なぜなら紙粉によって製造トラブルや事故を引き起こしたり、製品の品質に影響を与えかねないからだ。ここではこの紙粉に起因するトラブルとその対策について技術士の石垣文寿氏(株式会社テクノリンクス)が解説する。
- 米、トウモロコシに並び世界三大穀物といわれる小麦。食用粉体としての小麦粉は、製菓・製パンの主要原料である。ここでは、製菓・製パン製造にかかわる、小麦粉が引き起こす問題とその対応策例について、技術士の小沼祐毅氏(小沼技術士事務所)が解説する。
- 化粧品に配合される粉体は、その使用性を高めたり、隠ぺい力を持たせたり、紫外線防止のために、少量配合されるが、特に仕上げ化粧品に多量に使用されている1)。仕上げ化粧品に用いられる配合目的は、主に皮膚(ひふ)に塗布して、肌を隠ぺいすることだ。パウダーファンデーションが最も一般的といえる。仕上げ化粧品に配合される粉体は無機粉体が多く、有機粉体は主に着色などに用いられ、配合量も少ない。ここでは主に無機粉体
- 労働災害の現状と対策 労働災害に対する企業責任 努力義務に対する人材育成 労働災害の現状と対策 日本国内における労働災害による死亡者数は長期的には減少しており、2018年には 909人と過去最少となった。一方、休業4日以上の労働災害による死傷者数は2010 年に最少の105,178人まで減少して以来、増加傾向に転じている。このような流れを受けて厚生労働省では、2018年度~2022年
- 安全確保の考え方 安全な機械設計の考え方 安全確保の考え方 労働環境の変化に伴って、国際規格に沿って設計によって安全を目指す考え方が拡がっている。 教育や訓練に頼る安全 日本では従来、作業者が危険に気付いて災害を回避する能力を強化するための教育や訓練を重視する傾向にあった。しかし、生産形態や雇用形態の変化などにより、教育や訓練のみでは災害の発生を防ぐことができない場面が増えている。
- 国際規格の体系 ISO12100に基づく安全設計 機械の安全化手順 危険源の同定 リスクの見積もり リスク低減の方策 安全設計への規格の活用 国際規格の体系 国際規格(ISO/IEC) 機械安全に関する国際規格は、主に電気/電子技術分野の国際標準化を実施する IEC(国際電気標準会議)、電気/電子以外の分野(機械、管理など)を含めた国際標準化を実施するISO(国際標準化機構
- 安全な機械の設計に使用できる安全機器 セーフティスイッチの特徴 セーフティドアスイッチ イネ-ブルスイッチ 非常停止スイッチ セーフティライトカーテン セーフティレーザスキャナ セーフティリレー/セーフティリレーユニット セーフティコントローラ/セーフティPLC セーフティネットワーク技術 セーフティ用バルブ
- 安全機器を活かす安全回路 安全機器によるトータルコストの削減 安全機器を活かす安全回路 安全機器は、機械のリスク低減方策として使用するのに適した特徴をもっている。しかし、それぞれの安全機器の特徴を活かすためには、システム全体として安全を確保できる回路を構築する必要がある。 安全回路に求められること 安全回路は、以下のような要件を満たすことが必要である。 非常停止の解除時に不意
- 熱中症とは 熱中症とは暑熱環境で発生する障害の総称で、熱失神、熱けいれん、熱疲労、熱射病などに分けられます。 この中で最も重いのが熱射病で、これは死亡事故につながります。 近年では、スポーツや日常生活でも発症するケースが多く、ニュースなどで取り上げられることが増えております。 しかし、かつては炭鉱や製鉄所、工場などの労働現場で問題となっていたことにより、今も労働現場での熱中症の状況把握
- 型番 廃棄方法 114 中身を使い切り、火気のない戸外でボタンを押し、ガスを完全にぬく。缶は都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄業者に業務委託。