Question
取りしろが大きな側面切削なので、高効率に切削を行える工具を探しています。どのような工具を選定すればいいのでしょうか?
Answer
加工を高効率に行うための工具
刃先交換式カッターやラフィングエンドミルを使用し粗加工を行うことで、加工効率を大きく改善できます。
- 刃先交換式カッターは、ホルダにインサートを取り付ける工具です。大径のホルダを使用すれば、加工効率を上げる事ができます。
被削材・加工条件に合わせたインサートが複数用意されているので、適切なインサートを選定することにより最適条件での加工が可能になります。 - ラフィングエンドミルは、外周刃にニック(溝)を入れている側面切削用エンドミルです。
ニックが切りくずを分断するので切りくずの排出性が良く、高効率に加工を行えます。
中でも、強ネジレエンドミルによる高能率加工が可能です。
ネジレを強くすることにより、ワークの刃あたり長が長くなるため、刃持ちの向上が見込めます。また、剛性を高めた外周刃形状により、高速回転条件での加工を可能にしています。