センサ
- 光電センサは透過タイプ、反射タイプの2種類があります。色々な光電センサの取り付け事例を紹介します。
- 近接センサは、磁気式(リードスイッチタイプ)、高周波発振式、静電容量式があります。形状は角形、円筒形、貫通形など色々ありますが、円筒形には位置調整と取付けのためのねじ加工があるため、位置調整が容易で多く使われます。
- アクチュエータを用いて運動制御するLCA(ローコストオートメーション)では、センサを用いて位置や速度などの制御を行います。このとき、センサの位置を計測対象に正しく配置させることが、センサの適正感度を得る為に重要です。 センサの種類と取り付け方法 (1)センサの定義と種類 センサの定義は次のようになります。 この物理現象の入力(例えば、ものの有り無し、速度、圧力変動、その他)を正
- ワーク搬送コンベア(【写真1】)の移動中のワーク検出方法を事例に、光電式非接着センサの使い方を解説します。 移動中のワーク検出 ワーク検出には、1.接触検出、2.非接触検出、3.密着検出の3方式がありますが、移動中のワーク検出には下記の特徴から、非接触方式を採用します。 a)ワークに害を与えない b)機械稼動中にワーク検出できる 反面、センサ周辺の機械部品形状との関係などか
- センサの使い方-5(動きを持つ構造設計-20)、【写真3】の1軸モータ駆動機構を事例として、システム構成を解説します。 (1)システム構成の解説 センサの使い方-5(動きを持つ構造設計-20)で解説した3個の光電センサ(原点センサ、オーバーラン防止センサ:2個)と電動モータ、ボールねじ、リニアガイドで構成された機構のシステム構成は【図1】です。
- 動きを持つ構造設計の究極マシンは自動車レース用F1マシンが代表となるでしょう。最速マシンの条件は、速く走る性能だけでなく高速走行の稼働率を如何に他のF1マシンより向上させるかです。ピットインしての燃料補給・タイヤ交換・メンテナンスなどのムダ時間を最小化させる勝負でもあります。 その為のF1マシン構造設計のポイントの中で、LCA(ローコストオートメーション)の設計に共通する項目を挙げると下表と
- ここでは溝型光電センサを用いた場合の、回転体の原点位置設定を紹介します。 (1)回転体の原点位置設定の方法 回転体の回転位置検出方法も直進運動の位置検出方法と同じです。回転運動を直進運動に換える場合は、オーバーランの危険性がありますが、回転運動そのものを利用する場合は、オーバーランはありません。 したがって、回転角の原点位置設定センサのみの構成となります。このセンサドグとしてフォトセン
- ここでは溝型光電センサを用いた場合の原点位置設定の高精度化アルゴリズムを紹介します。 高精度な原点位置設定の方法 中央の光電センサをセンサドグが通過する位置を可動体の原点(=回転モータの回転軸の角度原点)としますが、原点設定時のセンサドグの通過速度が速すぎると、可動体の慣性力により停止信号を受けてもわずかにオーバーランして原点位置の設定に誤差が生じます。 原点位置の設定は機械の電源ON
- ここでは、直進運動の原点や稼動限界の設定、ワークの有無の確認などによく使われる光電センサについて解説します。
- LCA(ローコストオートメーション)に多用されるセンサには、ワークや移動体に直接接触して検出するマイクロスイッチや、非接触で検出する光電センサ、近接センサがあります。 センサはその検出出力で次の制御が行われるため、使用環境における検出能力の信頼性が非常に重要です。以下では、主な検出用センサの性能比較を紹介します。色々な用途に適したセンサを選定してください。
- 動きを持つ構造設計の中でのセンサの使い方を解説します。 (1)LCA(ローコストオートメーション)でのセンサ応用例 この事例の簡易自動機は2個の回転モータで、1.位置決め、2.プレスの運動が作られています。