スナップピン・割りピンとは、折り返し形状の線材でねじやピンに開けた穴に差し込み、ねじやピンが脱落するのを防止するために用いる機械要素部品である。
構造・用途・使用事例
構造
スナップピンと割りピンの外観写真を図1に示す。
図1.スナップピン・割りピンの外観

スナップピンは一方の線材が波形の形状となっており、割りピンはストレート形状となっている。割りピンの線材の直径は1~2mm程度、長さは10~40mm程度で異なる種類が存在する。
用途
軸に組付けたピンやねじなどの分離脱落を防止するため、当該部品の端部にピン用の穴をあけ、スナップピンもしくは割りピンを通して軸方向の移動を制限する。これにより、ピンの抜けおよびねじの緩みによる分離脱落を防止することが出来る。
使用事例
割ピンの主な使用事例は、軸に固定する部品やシャックルの脱落防止などに使われる。スナップピンや割ピンには直接過大な力が加わらない構造となっている。
選定のポイント
線径、長さによる選定
図2に割りピンの線径と長さを示す。割りピンの曲げ長さを考慮してその長さを選定する。
図2.割りピンの線径と長さ

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適用径による選定
図3にスナップピンを取り付ける軸直径を示す。軸径に合わせてスナップピンを選定する。
図3.スナップピンの基本寸法

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