[2023/6/8公開]
Question
ツールホルダに傷がついたら、加工にどのような影響がありますか?
ツールホルダに傷がついたらどのような影響がでますか?メンテナンス方法はありますか?
![ツールホルダの打痕・傷の参考写真](/tech-info/sites/default/files/media/jp/j0092/j0092_01.png)
Answer
ツールホルダに傷がつくと主に加工精度に影響があります。
機械スピンドルとのインターフェーステーパ部に、わずか1μのキリコや異物が侵入するだけで工具刃先の振れ精度が10μに増大すると言われています。ゆえにツールホルダテーパ部の傷は工具刃先の振れ精度悪化に直結します。
■傷の転写
![ツールホルダの打痕・傷の影響写真](/tech-info/sites/default/files/media/jp/j0092/j0092_02.png)
機械スピンドルとのインターフェーステーパ部に小さな切粉が侵入すると機械スピンドルを傷付け、次に機械スピンドルが他のホルダを傷付け、別の機械スピンドルに装着され、その機械にも傷が付くといった「傷の転写現象」が起こります。
■ホルダの打痕・傷メンテナンス方法
![ツールホルダの打痕・傷のメンテナンス方法](/tech-info/sites/default/files/media/jp/j0092/j0092_03.png)
特別な道具や技術が必要なわけではなく、市販の道具と簡単な作業で、ツールホルダを修正し、長期間使用できるようになります。
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