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このサイト内にて、ミスミグループの機械設計会社である株式会社ダイセキの技術士、孝治氏による「ダイセキのメカ設計道場」が展開中です。ピックアンドプレースユニットの設計を通じて装置設計に必要な計算や検討事項などが学べます。知識向上にぜひお役立てください。
第1回 静力学的検討
こんにちは!株式会社ダイセキ 本社の孝治正和(技術士)です。このシリーズでは、ピックアンドプレースユニットの設計を通して、装置設計に必要な計算や検討事項などを考えていきたいと思います。
第2回 機械機構について考えてみよう
今回は、ピックアンドプレースユニットの設計から少し離れて、色々な機械機構について考えてみたいと思います。機械装置の中にはモーターなどの駆動源があり、その動力を伝達していく経路で運動の方向を変えたり(回転運動から直線運動など)、割り出し(インデックス)、同期動作(ラインシャフト駆動)などをさせたりします。
第5回 サーボモーターを選定してみよう
サーボモーター選定について解説!サーボモーターの基本・種類の他、選定に必要な計算や実際の選定について詳しくお伝えします。設計担当者は必見の情報です。
第6回 センサーを置いて自動運転ができるようにしてみよう
身の回りにはセンサーが溢れています。最近、リモートワークでテレビ会議することも多いと思いますが、このカメラの中もCMOSやCCDといったイメージセンサーが使用されています。センサーの種類からサーボモーター使用時のセンサー配置、配線までを一緒に学習していきましょう。
第7回 タイムチャートを書いてタクトタイムを計算してみよう
ピックアンドプレースユニットの設計について、今回は装置のタクトタイムを求めるためにタイムチャートを書いてみたいと思います。そもそもタイムチャートとは?タイムチャートの読み方までを詳しく解説。タイムチャートを書く意味とは?一緒に学んでいきましょう!
第8回 こんなときどうする?「移動速度を2倍にしたい!」~ボールネジの場合
前回までの7回にわたり、ボールネジを使用したピックアンドプレースユニットの設計について考えてきました。今回からは、「こんな時、どうする?」といった課題解決をテーマに、各事例に応じた装置を使って考えていきたいと思います。今回は、ボールネジを使用した搬送装置で、「移動速度を2倍にしたい」という場合を考えてみましょう。
第9回 こんなときどうする?「搬送姿勢が変わった(変化する)!」~ボールネジの場合
搬送姿勢が変わった!ボールネジを使用した搬送装置で装置の姿勢が変化した場合はどうする?課題解決をテーマに、事例に応じた装置を使って考えていきたいと思います。装置の動作をイメージして状況整理や問題抽出、課題解決までの設計の工夫を学んでいきましょう。
第10回 今すぐ搬送速度を速くしたい!(ボールネジ使用の場合)危険速度の検討
ボールネジを使用した搬送装置で、「今すぐ搬送速度を速くしたい」という場合の注意点を考えてみましょう。ボールネジの危険速度(危険回転数)に注目してご説明します。機械設計において振動の問題は色々な要素が絡み合った非常に難しい課題。危険回転数や固有振動数は計算で求めることができます。