2個の部品のはめあい方式の記述方式には数種類あります。下記に紹介します。
- 呼び寸法に上下の寸法許容差を添付して表示する方法(【図1】-a)参照)
- 許容限界寸法を表示する方法(【図1】-b)参照)
- 呼び寸法にはめあい記号を添付して表示する方法(【図1】-c)参照)
- 2部品を組立てた状態で、上記<図1-a)、b)、c)>の表示を用いる方法(【図2】参照)
詳しくはJIS Z8318(製図における寸法の許容限界記入方法)を参照してください。
なお、はめあい記号や許容限界寸法の数字は、大きな字で濃く記入した図面が加工現場では好まれます。加工現場では図面が油で汚れたり、折り曲げられたりと様々な状況が生じます。誤読されない表示をこころがけましょう。