コネクタの部品構成
ハロゲンと耐燃性
■標準型附属品はハロゲンフリーで、耐燃性はUL94V2です。
材料
■標準型附属品を構成する部品は、原則として次のとおりです。
部品名 | 材料 | 備考 |
---|---|---|
本体 | PA66(ポリアミド樹脂) | ー |
袋ナット | PA66(ポリアミド樹脂) | ー |
グランドパッキン | PA66(ポリアミド樹脂) | ー |
エンドパッキン | NBR(ニトリルゴム) | ー |
シートパッキン | NBR(ニトリルゴム) | ー |
ロックナット | SPHC(熱間圧延鋼板) | 電気亜鉛めっき |
接続方法
1.本体をボックス、機器等に取り付けます。
☆袋ナットを外す必要はありません。
☆ボックスコネクタをボックスのノックアウトに接続する場合は、防水のためのシートパッキンを介してロックナットで確実に固定します。
☆ボックスコネクタを機器のハブに接続する場合も、防水のためのシートパッキンを介して本体をハブにねじ込みます。
2.フレキチューブを差し込みます。
☆奥まで確実に押し込んで下さい。
☆挿入が浅いと水漏れの原因になりますので、フレキを回すようにして必ず奥まで押し込んで下さい。
☆挿入が浅いと水漏れの原因になりますので、フレキを回すようにして必ず奥まで押し込んで下さい。
3.袋ナットを締付けます。
☆袋ナット端面が本体フランジ部に当たるまで、手で確実に締付けて下さい。カチッと固定される感触があります。
☆締め付け後、袋ナットを逆回しにして袋ナットが戻らないことを確認して下さい。
※フィッチングの状態で納入される場合、附属品によっては仕様上フレキチューブに数ピッチ挿入されているだけで固定されていないことがあります。この場合附属品を機器にねじ込んだ後、2.の手順から施工を行ってください。
☆締め付け後、袋ナットを逆回しにして袋ナットが戻らないことを確認して下さい。
※フィッチングの状態で納入される場合、附属品によっては仕様上フレキチューブに数ピッチ挿入されているだけで固定されていないことがあります。この場合附属品を機器にねじ込んだ後、2.の手順から施工を行ってください。
解除方法
1.附属品がボックス等に接続されていない場合
☆図1のように、袋ナットの四角穴のあるフランジ平取り部をバイスに挟み、軽く締め付けます(約0.5~1mm程度)袋ナットの2ヶ所の平坦部を親指と人差し指で強くはさんで潰した状態で、袋ナットを四角穴側(C側)に寄せながら袋ナットを矢印B方向に回すと袋ナットが緩みます。(手で外れない場合はプライヤーを使用して下さい。)約半回転で袋ナットが止まりますので、さらに手で袋ナットを矢印方向に強く回すと約半回転で袋ナットが外れます。フレキチューブについているグランドパッキンと袋ナットを外してください。
2.附属品がボックス等に接続されている場合
☆図2のように、袋ナットの2ヶ所の平坦部を親指と人差し指(又はプライヤー)で強くはさんで潰した状態で袋ナットを四角穴側(C側)に寄せながら袋ナットを矢印B方向に回すと袋ナットが緩みます。(緩まない時は、図3のように袋ナットの四角穴にマイナスドライバーを強く差し込んで、フレキ側(矢印A)に倒しながら袋ナットの2ヶ所の平坦部を持って、矢印B方向に回して緩めて下さい。)約半回転で袋ナットが止まりますので、さらに手で袋ナットを矢印方向に強く回すと約半回転で袋ナットが外れます。フレキチューブについているグランドパッキンと袋ナットを外してください。
【注意】
ドライバーを四角穴に差し込んで倒す際、附属品を手で持つとドライバー先端が穴から外れて手や顔を傷つける恐れがありますので、袋ナット解除の作業は附属品をボックス等から外さずに行い、怪我をしないよう十分注意して下さい。
【注意】
ドライバーを四角穴に差し込んで倒す際、附属品を手で持つとドライバー先端が穴から外れて手や顔を傷つける恐れがありますので、袋ナット解除の作業は附属品をボックス等から外さずに行い、怪我をしないよう十分注意して下さい。
3.再び取り付ける場合
☆グランドパッキンの方向に注意して(フラット面がコネクタ本体側になる)袋ナットに入れ、時計方向に袋ナットを回すと、約半回転でカチッと音がして袋ナットが軽く止まります。この状態が初期状態なので、ここからフレキチューブの接続を始めて下さい。