21世紀の初めの10年間の代表的な科学技術の変革がガソリンの燃焼エネルギーと転がり摩擦からクリーンエネルギーと転がり摩擦とすると、21世紀の最後の10年間の頃にはバイオメカニズムが利用されつつあるのかも知れません。
・【図1】はバクテリアです。
・このバクテリアの運動方法の解説が【図2】で、フィラメント(繊糸)を回転運動させて泳ぐように移動します。
・【図3】は回転運動するフィラメント部の細胞構造を機構的に解説した図です。
・自動機の回転機構とよく似た構造を持っており、軸受け部=Rings、カップリング=Hook、駆動軸=Filament、筺体=Membraneが今の自動機の機構部品に当ります。
・摩擦摩耗の問題も、生化学的な作用で現在のような寿命問題はないのかも知れません。
出典: | 1) MICROBIOLOGY, The Benjamin/Cummings Publishing Company, Inc. |