簡易的な治具から組立自動機、加工機など全ての機械には、次の3機能で成立っています。

機械の3つの機能 構想段階のポイント
狙った動きを作り出す
1. 人の動きを機械要素の得意な動きに変換
2. 機素数を少なくシンプルに
力を支える、伝える
1. 反力・慣性力を忘れない
2. 力の流れが閉じた構造
3. 支持部の剛性
機素・ユニットの空間配置
1. コンパクトな全体配置
2. ワークの位置決め機能
3. 使い易さ

 上記の3機能の構想・設計段階におけるチェック項目は下記の表です。

構想・設計段階のチェック項目 チェック項目の内容
機能性
・ 目的にかなった構造か?
・ オーバーSPEC.ではないか?
・ 代替案と比較し優位性を確認したか?
・ ワークの仕様変化への対応性はあるか?
・ 製作の容易性(設計は難しくても良い)
実用性
・ 信頼性、安全性は?
・ 点検・清掃や修理がしやすいか?
・ 振動、騒音、公害など外部への問題はないか?
単純化
・ 機素を減らせないか?
・ 市販品による標準化や共通部品化は?
・ 機能の複合化による簡易構造化は?
・ システム構成としての簡素化は?
経済性(低コスト化)
・ オーバーSPEC.の回避は(部品、材料)?
・ 安価な材料や部品加工法の採用は?
・ 設計/製作/導入までの短時間化への配慮?