メカニズム構想図のチェック項目(LCA:ローコストオートメーションメカニズムの構想法-その8) 簡易的な治具から組立自動機、加工機など全ての機械には、次の3機能で成立っています。 機械の3つの機能 構想段階のポイント 狙った動きを作り出す 1. 人の動きを機械要素の得意な動きに変換 2. 機素数を少なくシンプルに 力を支える、伝える 1. 反力・慣性力を忘れない 2. 力の流れが閉じた構造 3. 支持部の剛性 機素・ユニットの空間配置 1. コンパクトな全体配置 2. ワークの位置決め機能 3. 使い易さ 上記の3機能の構想・設計段階におけるチェック項目は下記の表です。 構想・設計段階のチェック項目 チェック項目の内容 機能性 ・ 目的にかなった構造か? ・ オーバーSPEC.ではないか? ・ 代替案と比較し優位性を確認したか? ・ ワークの仕様変化への対応性はあるか? ・ 製作の容易性(設計は難しくても良い) 実用性 ・ 信頼性、安全性は? ・ 点検・清掃や修理がしやすいか? ・ 振動、騒音、公害など外部への問題はないか? 単純化 ・ 機素を減らせないか? ・ 市販品による標準化や共通部品化は? ・ 機能の複合化による簡易構造化は? ・ システム構成としての簡素化は? 経済性(低コスト化) ・ オーバーSPEC.の回避は(部品、材料)? ・ 安価な材料や部品加工法の採用は? ・ 設計/製作/導入までの短時間化への配慮? « 前の講座へ