センサ
- 特長 検出体の材質や色によらず一定位置での検出が可能な接触式のスイッチです。 磁気検知IC(ホール素子)を採用した無接点式の構造です。 低接触力での検出が可能です。 基本構造 コンタクト部がストロークすることによってマグネットが移動し、ホール素子が信号を出力します。 コンタクト部 スプリング マグネット ホール素子IC ハウジング
- 本製品は、人体保護用の検出装置としては使用しないでください。 (人体保護を目的とする検出には、OSHA、ANSIおよびIEC等の各国の人体保護用に関する法律および規格に適合する製品をご使用ください。)
- 当カタログ記載のIPコードは、IEC 529:1989の「器具に対する保護内容」に基づくものです。 切削油、薬剤、粉塵など使用条件、環境によってはシール性に影響する場合がありますので、ご注意ください。
- 光電センサは透過タイプ、反射タイプの2種類があります。色々な光電センサの取り付け事例を紹介します。
- 近接センサは、磁気式(リードスイッチタイプ)、高周波発振式、静電容量式があります。形状は角形、円筒形、貫通形など色々ありますが、円筒形には位置調整と取付けのためのねじ加工があるため、位置調整が容易で多く使われます。
- アクチュエータを用いて運動制御するLCA(ローコストオートメーション)では、センサを用いて位置や速度などの制御を行います。このとき、センサの位置を計測対象に正しく配置させることが、センサの適正感度を得る為に重要です。 センサの種類と取り付け方法 (1)センサの定義と種類 センサの定義は次のようになります。 この物理現象の入力(例えば、ものの有り無し、速度、圧力変動、その他)を正確にキャッチするために、センサの設置位置を適切に調整しなければなりません。
- ここでは溝型光電センサを用いた場合の、回転体の原点位置設定を紹介します。 (1)回転体の原点位置設定の方法 回転体の回転位置検出方法も直進運動の位置検出方法と同じです。回転運動を直進運動に換える場合は、オーバーランの危険性がありますが、回転運動そのものを利用する場合は、オーバーランはありません。 したがって、回転角の原点位置設定センサのみの構成となります。このセンサドグとしてフォトセンサ用スリットカム(HPSC、HPJC参照)が使用できます。この場合は、モータ側のパルス数で回転角(回転数)を制御します。 このほかに、複数枚のフォトセンサ用カム(PSC参照)を用い、それらの角度調整でダイレクトに回転停止位置の制御を行う方法もあります。 【写真1】はカムの回転制御用に溝型光電センサとフォトセンサ用スリットカムを使用しています。カムの位置検出のために、ここでは2個の光電センサとスリットカムを設置しています。
- ここでは溝型光電センサを用いた場合の原点位置設定の高精度化アルゴリズムを紹介します。 高精度な原点位置設定の方法 中央の光電センサをセンサドグが通過する位置を可動体の原点(=回転モータの回転軸の角度原点)としますが、原点設定時のセンサドグの通過速度が速すぎると、可動体の慣性力により停止信号を受けてもわずかにオーバーランして原点位置の設定に誤差が生じます。 原点位置の設定は機械の電源ON時や非常停止処理後にマニュアル操作で行いますが、作業時間を短くするため高速で可動体を動かし原点位置の設定を行う場面があるので注意が必要です。 高精度な原点位置の設定法は、その理由を理解し、その動作をプログラム化して自動化すると手間が省けます。
- ここでは、直進運動の原点や稼動限界の設定、ワークの有無の確認などによく使われる光電センサについて解説します。
- LCA(ローコストオートメーション)に多用されるセンサには、ワークや移動体に直接接触して検出するマイクロスイッチや、非接触で検出する光電センサ、近接センサがあります。 センサはその検出出力で次の制御が行われるため、使用環境における検出能力の信頼性が非常に重要です。以下では、主な検出用センサの性能比較を紹介します。色々な用途に適したセンサを選定してください。
- 動きを持つ構造設計の中でのセンサの使い方を解説します。 (1)LCA(ローコストオートメーション)でのセンサ応用例 この事例の簡易自動機は2個の回転モータで、1.位置決め、2.プレスの運動が作られています。