ベベルギアボックス
動力を90°異なる方向へ伝達する装置です。
伝達回転比について
・回転比入力:出力=1:1の場合の例
・回転比入力:出力=2:1の場合の例
特長
- モーターなどの動力の回転軸方向を(左↕右、上↕下)を変えたり動力を複数の方向に分配したりします。
- 動力源の駆動力を均等に分散させて、連結することにより複数に展開できます。
- 組み合わせることにより、あらゆる角度方向への伝達が可能です。
両軸型減速機
特長
- モーターと一体になっていない減速機です。モーター回転を入力する軸と減速機を経て出力する軸の2本の軸が出ています。減速機とモーターを別で使用するときに使います。取り付けは脚取り付けとフランジ取り付けの2タイプあります。
マウント(汎用モーター取付)型減速機
特長
- モーターと一体になっていない減速機です。モーター回転を入力する軸と減速機を経て出力する軸の2本軸があり、入力軸はモーターを差し込める形状です。取り付けは脚取り付けとフランジ取り付けの2タイプあります。
ここポイント! |
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・回転比を確認してください。(入力:出力=1:1または2:1) ・軸数を確認してください。(2軸、3軸、4軸) ・伝達する回転数(rpm)を確認してください。 ・駆動源(入力容量kW)の大きさを確認してください。(減速機へ回転を伝えるモーターやエンジンなどの馬力のこと) ・騒音値レベル(dB)を確認してください。(通常70〜80dB) ・止めたときの反動(バックラッシ)を確認してください。 ・バックラッシ…歯車のカミ合いのアソビ量。バックラッシの値が小さいほど精度が高くなります。単位は分もしくは度で表します。60分=1度 |
ココミテvol.2より参考