材料送りされた材料の端部を検出して材料送り異常を検出する方法です。【図1】は曲げの面を利用して検出することを考えたものです。面を検出するので検出ミスが少なくなり安定した検出ができます。検出が正常であれば、キャリア部(製品と製品をつないでいる部分)をカットすることで製品を回収することができますので、製品の排出確認も兼ねることも可能です。
【図2】は、材料を切断するときの形を例に示したものです。この形では板端部の板厚を検出することになります。センサーの形によっては検出が安定しない場合があります。このような材料切断の場合では、【図3】に示すように板端部を直接検出するのではなく、検出トッグル(これは一つの例として示したものです)等を利用して材両端部の状態を検知し、検出する方法の工夫が必要です。