ポリスチレン樹脂は、炭素(C)と水素(H)とベンゼン環からなる熱可塑性樹脂です。 家電製品や玩具、文房具、プラモデルなどに多用されています。また、発泡させた発泡スチロールは緩衝材として世界中で多用されています。
射出成形加工に適しており、これまでにたくさんの金型が作られてきました。アクリロニトリルやブタジエンと共重合させたABS樹脂は、家電製品や情報家電製品にたくさん使われています。
ポリスチレン樹脂の製造プロセスを以下に示します。
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- 参考文献:桜内雄二郎著,P70,プラスチック技術読本,(株)工業調査会