熱可塑性樹脂は、温度が融点以上になると溶融し、液状になりますが、冷却していくとだんだん粘度が高くなりゴム状態になり、最終的には固化していきます。ゴム状態から固化状態(ガラス状態と呼んでいます)になる境界の温度を「ガラス転移温度」と呼んでいます。ガラス転移温度は、Tgと一般に表示されています。
Tgは、樹脂の種類によって決まる物理量です。Tgを知ることにより成形品がキャビティ内で冷却する時間や突き出し可能な成形品温度を推測することができます。
以下に主要な樹脂のTgを示します。
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熱可塑性樹脂は、温度が融点以上になると溶融し、液状になりますが、冷却していくとだんだん粘度が高くなりゴム状態になり、最終的には固化していきます。ゴム状態から固化状態(ガラス状態と呼んでいます)になる境界の温度を「ガラス転移温度」と呼んでいます。ガラス転移温度は、Tgと一般に表示されています。
Tgは、樹脂の種類によって決まる物理量です。Tgを知ることにより成形品がキャビティ内で冷却する時間や突き出し可能な成形品温度を推測することができます。
以下に主要な樹脂のTgを示します。
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