生分解性プラスチックは、土中やコンポスト中、海底等において、微生物の働きによって水や二酸化炭素に分解されます。
その分解の機構は、以下のような段階を経てなされることが分かってきました。
生分解性プラスチック
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水、pH、温度+微生物
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低分子化合物(脂肪酸、アルコールなど)+微生物(メタン細菌=いろいろな種類がいる)
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水、二酸化炭素、メタン
アルコールからの化学反応は、例えば以下のような機構で行われます。
【エチルアルコール】2CH3CH30H + C03 → 2CH3COOH + CH4
【プロピルアルコール】2CH3CH2CH2OH + CH3 → 2CH3CH2COOH + CH4
【イソプロピルアルコール】4CH3CHOHCH3 + CO2 → 4CH3COCH3+CH4+2H2O