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フローマーク(成形不良の解決対策)

 フローマーク(flow mark)は、成形品の表面に溶融樹脂が流れた跡の模様が残ってしまう現象です。家電製品や化粧品容器などの外観が品質として重要な成形品では、程度次第によっては不良となってしまいます。

 フローマークは、溶融樹脂が金型のキャビティ内を流動する途中で、金型の表面と接触する際に冷却される度合いが、樹脂先端部において差が発生することが原因です。

 フローマークを改善するためには、以下のような対策が考えられます。

(1)金型に関連する対策

  1. キャビティ表面温度を高めにする。
  2. ゲートサイズを広げる。
  3. ランナーサイズを大きくする。
  4. コールドスラグウエルを十分確保する。

(2)射出成形条件に関する対策

  1. 射出圧力を高めにする。
  2. 射出速度を早めにする。
  3. 計量を十分確保し、クッション量を増やす。
  4. 保圧時間を長めにする。
  5. 樹脂温度を高めにする。
  6. ノズル先端直径を大きくする。

(3)成形品デザインに関する対策

  1. 成形品の肉厚の変化を小さくする。

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