小型モータの用途は、電気を回転力に変換し動力用モータとして使用する場合と、回転位置や速度を制御して使用する制御用モータに分類できます。LCA(ローコストオートメーション)のアクチュエーアとしては後者の用途が多いでしょう。
 ここでは、各種の小型モータの特徴を紹介します。

■各種小型モータの種類と特徴

主な用途 小型モータの種類 特徴
簡単な位置決め用 電磁ブレーキ付きモータ
・ 無励磁作動型のため停電時等でも落下しない駆動法のため、Z軸制御に採用される。
・ オーバーラン:0.5~1回転
・ 分定格
簡単な速度制御用 スピードコントロールモータ
・ オーバーラン:0.5~1回転
・ 90~1400r/min(50Hz)
・ 90~1700r/min(60Hz)
高精度な位置決め用 ステッピングモータ
・ 低速領域で高応答、低振動
・ 高分解能:0.72度/パルス
・ 高精度:±0.05度・・・無負荷時
・ オープンループ制御
・ 保持トルクが大きい
高速・高精度位置決め用 サーボモータ(AC)
・ 高速領域で高応答、低振動
・ 高分解能:0.044度/パルス
・ 高精度:±0.022度・・・無負荷時
・ セミクローズドループ制御
・ 過負荷異常検出が可能
動力用 インダクションモータ ・オーバーラン:30~40回転
レバーシブルモータ
・ オーバーラン:5~6回転
・ 30分定格
・ 簡易ブレーキ機構付き

<オリエンタルモータ(株)の資料を一部採用>