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無給油ブッシュの使用分野と使用機器(無給油ブッシュとは)

実際に無給油ブッシュが身の回りのどのような分野でどのような機械に使用されているのか、表1で使用環境別に使用されている無給油ブッシュについてその分野、使用部などを紹介する。

表1.無給油ブッシュの使用分野や使用時の条件・ポイント

分野 使用機器と場所 使用する無給油ブッシュ・条件 ポイント
OA機器 コピー機の紙送り
搬送機構部
低負荷の為、樹脂ブッシュを使用
導電性材料(グラファイト)を含有することで、静電気による紙の帯電防止が可能
トナーの軸受面ヘの混入が、異常摩耗を引き起こすので、混入防止の構造を採用
画像機器 VTR機器のガイドローラー、
テープローラー
ポリアセタール樹脂タイプの軸受、ピンにローラーがセットされた単純構造であるが、φ4mmの外径ピンで3μm以下の振れ量が要求される 液体潤滑剤が、記録媒体に付着すると記録性能が、落ちるので、液体潤滑剤は、使用できない
自動車 パワーウインドウ、ワイパー用の小型モータ 金属系の焼結含油軸受、この焼結含油軸受は多くの分野で、使用されるが、特に小型モータの分野で、使用される場合が多い。回転数は30~8,000rpmの中速分野と10,000rpm以上の高速分野 カラータイプで外径が球面構造の製品が、使用される。
母材となる金属は、銅、鉄系
水中使用機器 小型の水中ポンプ用 カーボン軸受、セラミックス軸受、フェノール樹脂系軸受を使用 比較的小型の製品
発電水車用プロペラのランナーの主軸用 フェノール樹脂系軸受を使用 大型の製品で、シールが破れた時に潤滑剤が、水中に溶け出さない
橋梁 吊り橋のケーブルハンガー 固体潤滑剤を埋め込んだ、銅合金タイプを使用 長期間のメンテナンスフリーが、要求される
プラント ごみ処理焼却プラントの燃焼設備用軸受 固体潤滑剤を埋め込んだ、銅合金タイプを使用、ワッシャと共に使用し、円周方向荷重と共に軸方向荷重を支持する 環境温度が150~300℃に上昇するので、短期交換をメンテナンス法に採用している

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