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無給油ブッシュのすき間の実現(無給油ブッシュの選定と荷重計算)

無給油ブッシュのすき間は性能に影響を及ぼすので、使用する軸とハウジングを適切な位置関係で組み立てなければならない。無給油ブッシュと軸の位置関係を適切な位置に配置するための考え方/方法について説明する。
図1に無給油ブッシュを装置に組み込む際の手順を示している。無給油ブッシュを基準面と穴位置が平行に加工されたハウジングに圧入し、これを装置に組み込んで、軸とのすき間を仕様値となるように組立調整する。無給油ブッシュは図1に示す様に外径、内径は決められた公差で加工され、両径の同軸度はメーカーによって保証されている。ハウジングについては無給油ブッシュの内径をA面に転写する考え方で製作されており、両部品を圧入した図1に示す部品A面を基準として、無給油ブッシュの穴径の位置が決められる。

図1.無給油ブッシュとハウジングの組立て

図1.無給油ブッシュとハウジングの組立て

この無給油ブッシュ内径と軸のすき間を確保するには、軸の固定位置をハウジングとすき間が確保できる位置に固定しなければならないことになる。図2は無給油ブッシュと軸のすき間を確保する両部品の自由度を示しており、それぞれの部品は、xyz方向に回転方向を加えた6つの自由度がある。

図2.隙間確保のための部品の自由度

図2.隙間確保のための部品の自由度

このうち移動方向であるx方向とx回転についてのすき間は考慮する必要は無く、残りの4つの自由度を制御してすき間を確保する。この精度は部品の加工精度、固定ねじのすき間による調整、シムを用いた高さ方向の調整、構造で達成する。

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