Question
小径のねじ穴加工でタップがすぐ破損してしまい困っている
M4以下の小径になればなるほどタップの折損が多くなってしまいます。
小径のねじをうまく加工するにはどうすれば良いでしょうか?
Answer
切削タップの小径ねじ穴加工の限界
ねじ穴が小径になればなるほど切りくずを排出するスペースが小さくなり、その結果切りくずの詰まりが発生しタップの折損というトラブルが起こってしまいます。
小径ねじ穴加工に最適な工具
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小径用ねじ切りカッターを使用すれば切りくずを細かく分断することが可能となり、安定した小径ねじ穴加工が可能となります。
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塑性加工するロールタップを使用すれば切りくずが発生しないため折損のトラブルを回避でき、またねじの剛性も向上させることができます。
※ロールタップは使用できる被削材が限定されるため、あらかじめ確認の上ご使用ください。