Question
高硬度鋼の穴加工を放電加工から切削加工に切り替えたい
50HRC以上の高硬度鋼の穴加工は、細穴放電加工、およびワイヤー放電加工でおこなっていますが、加工時間が長くて困っています。
ドリルによる高硬度鋼の穴加工が実現すれば、加工時間が大幅に短縮できます。高硬度鋼用の工具の選択、条件などについて教えてください。
Answer
高硬度鋼加工用ドリルによる放電レス加工の実現
工具材種の硬度が60HRC前後の従来のハイスドリルでは、焼き入れ後の高硬度綱加工は不可能とされてきました。しかし今日主流となっているコーティング付超硬ドリルでは、50HRC以上の高硬度鋼のドリル加工が可能になっています。
中でも、高い表面硬度を持つシリコン系コーティングや、弱ネジレ・高芯厚によって剛性を高めた高硬度鋼加工用超硬ドリルは、放電加工に代わる新たなツールとして注目を集めています。
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