L型シャフトホルダーには4種類のシャフト保持構造があります。ここでは4種類からの選択の参考となるよう、それぞれの特徴を整理してみます。
【図1】と【図3】は基本の形状がほぼ同じで、シャフトホルダーの種類が異なる(側方型、セパレート型)のみです。この2つの図の比較では、シャフトの挿入/抜き取りの方法が大きく異なることが分ります。その作業の差の違いが、可動テーブルの組付け手順やメンテナンスにも関係が出てきます。下表に4種の違いを比較しました。
|
シャフトホルダーは上表のL型以外にも、T型、ボトムマウント型、側面取付型の4種類があります。これらの選択も、次の視点で設計段階に選定します。
■シャフトホルダーの外形選択の視点
- 組立性/メンテナンス性
- 周辺部品との配置関係(大きさと空間余裕など)
- 取り付け強度の度合
- 標準化