購入仕様書の配布を受けた受注希望企業は、見積仕様書<下記参照>と見積書で回答を出す必要があります。購入仕様書に回答を出すとは受注競争に参加することです。したがって、営業部門が責任部門となり、技術部門は技術的に優れた提案書を営業に提出する関係になります。
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購入仕様書と見積仕様書の関係
- 見積仕様書は購入仕様書の要求内容に従って作成しますが、客先の要望の全てを文章や数値で購入仕様書に表現することはほとんど不可能と言えます。したがって、この不完全な部分を相手の立場になって解りやすく見積仕様書に表現し、相手を納得させることが非常に重要になります。
■例
*対象の業界常識となっている技術水準や安全規準
*購入者側の設備調達方針・・・専用機化志向か汎用ユニットのモジュール構造化志向かなど