エアー駆動アクチュエータには、最も多用される直動用のエアーシリンダ(事例-a)のほかに、回転往復運動用の空気圧揺動シリンダ(事例-b)やエアーハンド(事例-c)などがあります。これらは圧縮空気の空気圧をエネルギー源とするアクチュエータで、次のような特徴から簡易自動機(LCA:ローコストオートメーション)に適しています。

エアー駆動アクチュエータの特徴

■長所

  1. エネルギーの媒体が空気のため利用上安心。(排気が問題にならない、爆発引火の心配がないなど)
  2. 自動機の駆動力程度の大きさのエネルギーが安価に造りだせる。
  3. シリンダ機構等により簡単に機械エネルギーに変換できる。
  4. エネルギーを圧力としてタンクに貯蔵できる。

■短所

  1. 圧縮により容積が変化するため、精密な制御には難点がある。
  2. モータなどの電気エネルギーに較べて、大きなエネルギーは得られない。

事例写真

a)
コンベア搬送機構の位置決めプッシャ用直動アクチュエータ
b)
ゲーム機のカラーボール供給用回転アクチュエータ(空気圧揺動シリンダ)
c)
同上のエアーハンド

事例写真