溶断用ホース・継手
溶接・切断作業時に酸素ガス・燃焼ガスの調整器と切断器を繋ぎます。
特長
- 工場現場においてガス溶接・切断作業を行う時に酸素・燃焼ガス(アセチレン)を圧力調整器を通してガスを作業場所の切断器まで供給するために使用します。
接続はワンタッチでできる継手です。
ガス溶断用ホース
特長
- 酸素用と燃焼ガス用がツインになっており使用しやすくなっています。
ここポイント!
- ホースの長さ(m)を選んでください。
- 継手付か袋ナット付かを確認してください。
プラグ(酸素用・可燃性ガス用)
溶断器用プラグ
ホース用プラグ
特長
- ガスホースを安全で簡単にワンタッチで器具に脱着できる継手のオス側です。
ソケット(酸素用・可燃性ガス用)
ホース用ソケット
調整器用ソケット
特長
- ガスホースを安全で簡単にワンタッチで器具に脱着できる継手のメス側です。
ここポイント! プラグ(酸素用・可燃性ガス用)/ソケット(酸素用・可燃性ガス用)
- 使用するガス(酸素・アセチレン)を確認してください。接続する箇所に合ったプラグソケットを選び、接続するサイズも確認してください。
- 逆止弁付タイプと逆止弁なしタイプがあるので確認してください。
- メーカーごとの互換性はありませんので注意してください。
逆火防止器
ガス溶断する時の火炎の逆火事故を防ぎます。
特長
- 溶断作業中の逆火事故を防ぎます。逆流・逆火してきた火炎は、消炎フィルターで冷却消火され逆火圧力により、逆止弁・遮断弁が連動してガスの通路を遮断して、逆火を防止します。
用途
火炎が逆火した場合に調整器まで入らないように調整器のガス出口側に取り付ける安全器です。
安全器設置の義務(逆火防止装置)
- 安全器は逆火を消炎してアセチレンの流出を遮断する機能を備えたものです。
アセチレン圧力調整器の出口側に取り付けて使用します。 - 高圧ガス保安法(一般高圧ガス保安規則第60条13号)により溶接・切断用のガスの消費設備には逆火防止装置の設置義務があります。
逆火後の復帰方法
ここポイント!
- 使用するガス(アセチレン・LPG・酸素)に適合する防止器を選んでください。
- 定期的に検査をし、安全を確認して使用してください。
(3年経過後はメーカーの再検査が必要となります。)
ガス切断器
酸素ガスと燃焼ガスを使用して鉄材を切断する器具です。
ガス技能講習合格者でないと、ガス溶断器は取り扱うことができません。
特長
- 酸素ガスと燃焼ガス(アセチレン)を混合し点火すると高温の火炎が得られます。
- その火炎を利用して溶断が行われます。
- ガス切断器には中型・大型A号などの種類があります。切断能力により区別して下さい。
豆知識 切断器の仕上げカラーについて
- 切断器には仕上げカラーが2種類あります。
東日本地域:表面メッキ仕上げ
西日本地域:表面が焼付塗装仕上げ
※機能・能力はどちらも同じです。
ここポイント!
- 使用するガス(アセチレンなど)を確認してください。
- 関東式・関西式を選んでください。(区別のないタイプもあります。)
ガス溶接器
酸素・アセチレンガス用溶接器で、鉄材の溶接、ロウ付け作業をするための器具です。
特長
- 酸素・アセチレンガス用溶接器で、鉄材の溶接、ロウ付け作業などに最適です。
- 用途に合わせて、小型、中型のタイプがあります。
小型 溶接能力0.5~2.5mm
中型 溶接能力2.0~6.0mm
ここポイント!
- 溶接する鉄材の厚み(mm)などを確認して、溶接器と火口を選んでください。
- 使用するガス(アセチレンなど)を確認してください。
- 関東式・関西式を選んでください。(区別のないタイプもあります。)
ココミテvol.2より参考