<JIS B 6701-1992>
「プラスチック射出成形機の金型関連寸法」
(6)ノズル
6.1 球状部の形状
ノズルの先端は、球状とし、【図】に示す曲率半径はRは、10mm、15mm、20mm又は30mmとする。
その許容差は、いずれも-0.05/-0.25mmとする。
6.2 球状部の範囲
【図】に示す球状部の範囲Hは、5mm以上とする。
また、ノズルは、球状部に外接する頂角α(最大90°)の円すい面C内になければならない。
6.3 ノズル穴の直径
【図】に示すノズル穴の直径dは、2mm、2.5mm、3mm、4mm、5mm、6mm、8mm又は10mmとし、その許容差は、いずれも0/-0.1mmとする。
6.4 突出し寸法
【図】図に示す金型取付固定盤からのノズルの突出し寸法Eは、5mm以上とする。
解説
この規格は、射出成形機の射出ノズルの形状と寸法に関するものです。
金型のスプルーブッシュの寸法選定に密接に関連します。