金型やプラスチック材料では、加熱したり冷却したりして、熱の出入りによって加工や変形をさせる物理現象が起きています。熱を伝える特性は、物質の構造によって決まってきます。物質の熱の伝えやすさ(伝えにくさ)を表現する性質に熱伝導率があります。熱伝導率は、単位時間に、単位長さで、単位温度変化する場合にどれぐらいの熱量を伝えるかを示す指標です。記号はλ(ラムダ)で記載されることが多いです。単位は、kcal/m・h・℃が用いられます。

物質名 熱伝導率 λ(kcal/m・h・℃)
アルミニウム 175
ジュラルミン 141
鉄 58
鋳鉄 41
炭素鋼 31-46
ニッケル鋼 12-62
アンバー 9.2
クロム鋼 27-62
銅 332
青銅 22
黄銅 52
マグネシウム 147
鉛 30
亜鉛 96
錫 55
金 267
銀 360
プラチナ 60
綿 0.051
ガラス 0.65
雲母 0.7-1.2
コンクリート 0.7-1.2