空気イオンカウンター
空気中の空気の状態を測定します。
特長
- 目に見えないイオンを確認できるように数値で表現します。
- 1cc中に何個イオンが入っているかを計るものです。
家電・空調メーカーの工場にて、品質上のイオン検査に。
空気環境のチェックおよび測定に。
住宅設備メーカーで壁紙・建材のマイナスイオン検査に。
酸素モニター
特長
- 研究所、倉庫、トンネル、クリーンルーム、地下室などの酸欠防止や酸素濃度管理に使います。
CO2モニター
特長
- ビル管理法・事務所衛生基準規則に基づいたCO2測定に使います。
ここポイント! | ||||||||||||||
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・イオン測定範囲(個/cc)を確認してください。 例)
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ガス採集器
さまざまな分野・現場での気体(ガス)の濃度を測定します。
・各種工場の作業環境測定や工程における濃度測定などで利用されています。
特長
- 簡単操作で、その場で短時間に測定可能です。
- 取り付ける検知管を変えることで、さまざまな気体測定が可能です。また同一気体でも測定範囲により複数の種類があります。
測定の手順
① 気体採取器に対象気体の検知管を取り付けます。
② ハンドルを引き、気体を吸引します。
③ 測定気体と反応し、検知管が変色、変色の境界と目盛から濃度を読み取ります。
ここポイント! |
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・測定対象気体を確認してください。 ・測定範囲(ppm)を確認してください。 ※ppm(パーツパーミリオン)とは、100万分のいくらであるかという割合を示す単位です。 主に濃度を表す時に用いられます。 |
気流検査器
白煙を発生する発煙管を用いて気流の方向や速さを検査します。
建築現場で換気扇やドラフトチャンバーなどを設置後、それが予想通りの能力を発揮するか確認するために使用します。
特長
- 火気を使用せずに連続的、断続的に発煙することができ、気流の管理に便利です。
(以前はタバコや線香の煙を使用していました)
断続タイプと連続タイプについて
断続タイプ
スプレー状のゴム球で断続的に発煙します。
連続タイプ
スプレーとバルーンの2個のゴム球で構成され、スプレーによりバルーンを膨らませ、バルーンが十分に膨らんだところでコックを開くことにより、連続的に発煙することができます。
【注意事項】
発煙管から発生する白煙は、火気を使用した物ではありませんが、煙には腐食性ガス(塩化水素)が含まれますので、精密機械や電子部品がある場所では使用できません。発煙管には四塩化チタンが含まれておりますので航空法により航空機には搭載できません。
ここポイント! |
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・少量の煙を断続的に供給するタイプか一定時間連続して煙を供給するタイプかを選んでください。 |
複合ガス検知器
大気中に漏洩している可燃性ガスまたは毒性ガスの有無、およびその濃度を測定する器具です。
特長
- あらゆる分野で酸素・可燃性ガス・硫化水素・一酸化炭素の4種を同時に測定、同時に表示します。
主な対象ガス
メタン・酸素・一酸化炭素・硫化水素
用途
各種工場での日常点検、各種作業、現場での作業員の安全確保。タンク内、マンホール内、トンネルなど地下工事現場での作業前の安全確認、作業中の作業員の安全確保に。
可燃性ガス検知器
主な対象ガス
可燃性ガス、可燃性溶剤の蒸気
特長
- 可燃性ガスの漏洩による爆発防止に適しています。
用途
各種工場、タンク内、トンネルなど地下工事現場での日常点検・安全確保に。
燃焼排ガス検知器
主な対象ガス
酸素、一酸化炭素、可燃性ガス
特長
- バーナー、ボイラーの煙突部分で排出されるガスを分析するのに使用します。
フロンガス検知器
主な対象ガス
フロン(R12、R22、R134a、R507A、R404A、R407C、R410A、R500、R502、R507A、R600a)、HFO-1234yf、SF6
特長
- ガス漏れの量をLED表示で、漏れ箇所をアラーム音でお知らせします。
ガス漏れ警報装置設置基準抜粋
第2条(ガス漏れ警報設備の規格)
1号:検知器の規格→検知器はガス濃度が爆発下限界濃度の1/4以上で確実に作動し、1/200以下のときは作動しないものであること。また、信号を発する濃度のガスに接したとき、60秒以内に信号を発するものであること。2号:LPガス用検知器の規格、3号:中継器の規格、4号:受信機の規格
第3条(ガス漏れ警報設備の設置方法)
1号:検知器の設置方法→燃焼器から水平距離8m以内、検知器の下端は、天井面から30cm以内の位置に設置すること。空気より重いガスの場合は、水平距離4m以内、検知器の上端は、床面から30cm以内の位置、2号:中継器の設置方法、3号:受信機の設置方法、4号:警報装置の設置方法 5号:配線 6号:電源 7号:非常電源 8号:警報設備は、検知器および受信機の標準遅延時間の合計が60秒以内 9号:警報設備の表示 10号:警戒区域
ガス漏れ警報設備の規格および設置方法を定める告示より
(昭和56年6月通産省告示第263号、平成12年12月改正告示第906号)
ここポイント! |
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・計測したいガスの成分や、そのガスの濃度(計測範囲)によって分析計を選んでください。 ・分析計により、一つの成分(例えばCO/一酸化炭素のみ)を計測するものや、複数成分を一台で計測できるものがあるので注意してください。 |
ココミテvol.2より参考