断熱板は、射出成形金型の温度を安定化させたり、保温のための省エネルギーを実現するために重要な部品です。エンプラやスーパーエンプラの射出成形では必須の部品として利用されております。
ミスミでは、断熱板を商品ラインナップとして取り扱っておりますが、その用途によって選定をして頂いております。
断熱板の使用方法は、一般に
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1. | 射出成形機のプラテンに固定して使用する場合 |
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2. | 金型の取付板の後ろに固定して使用する場合 |
の2通りがあります。
断熱板の選定基準としては、以下の項目があります。
1．耐熱温度
目安として、下記の推奨使用温度が挙げられます。
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・ | 推奨使用温度 100℃以下 |
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・ | 推奨使用温度 180℃以下 |
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・ | 推奨使用温度 220℃以下 |
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・ | 推奨使用温度 400℃以下 |
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・ | 推奨使用温度 500℃以下 |
2．材質
使用推奨温度と圧縮強さに関係するのが材質です。
材質は、下記のような種類があります。
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・ | 綿布＋フェノール樹脂（ベークライト） |
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・ | クラフト紙＋フェノール樹脂（ベークライト） |
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・ | ガラス繊維＋けい酸塩バインダー |
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・ | ガラス繊維＋超耐熱エポキシ樹脂 |
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・ | ガラス繊維＋りん酸塩系バインダー |
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・ | ガラス繊維＋ほう酸塩系バインダー |
アスベスト（石綿）は、健康に害があると考えられておりますので、ミスミでは取り扱っておりません。