フォトマイクロセンサを用いた直動往復運動の機構設計を解説します。
(2)直動往復運動
・この試験機の場合、チェーン駆動部にモーメント荷重はほとんどかからないため直動案内はリニアガイド1本の構造としています。
・リニアガイド上での運動位置制御は非接触式フォトマイクロセンサ(EE-SX674A:オムロン)を採用
・位置決め精度を必要とする場合は、フォトマイクロセンサを3個使い、(1)原点位置制御用(1個)、(2)両端の駆動リミット制御用(2個)とします。(【写真2】)
・耐久試験機の場合、位置制御は不必要のため2個のフォトマイクロセンサで両端停止制御。