ここでは運動の第三法則:作用反作用の法則について解説します。
(1)運動の法則
3)運動の第三法則・・作用反作用の法則といわれます。
・「物体Aが物体Bに力を働かせたときは、同時に物体Bも物体Aに力を働かせた状態であり、両者の力の大きさは等しく方向が反対である。」
・船から別の船を押すと、同じ力で両方の船は反対方向に離れます。
・作用反作用の法則は当たり前のためピンと来ない法則ですが、加速度が大きい乗り物の急発進時に体で感じ取ることができます。
・座席シートに押し付けられる力の作用が、乗り物が動く力に対する反作用の力です。
・この反作用の力が、駆動機構の場合の支持構造体に必要な強度の値となります。