(2)ベースマシンについて

 組立用LCA(ローコストオートメーション)では、部品供給機構は対象ワークの多様性(形状、機種など)から最も難しいものです。巧みな部品供給用LCAを設計製作するには、作業者が行う器用な手作業を分析し、類似のLCA機構を必要とします。
 しかし、構想する工程を広げ前工程での部品排出の荷姿を利用することで、簡便にマガジンなどに部品整列させることも可能です。
 部品供給作業は次のように作業分解できます。したがって、部品供給用LCAの設計では、分解された各作業をローコストで機能実現せることが基本的な考えです。

部品供給=貯蔵+整列+給送+分離

a)貯蔵 一定時間に必要な部品数を蓄える機構
ばら積み・・・・整列させない貯蔵状態 ← 分離し易い部品に適用
そろえ積み・・・整列させた貯蔵状態 ← 分離が難しい部品に適用
b)整列 方向姿勢をそろえる機構
c)給送 整列位置から作業位置まで部品を送る機構
重力、振動、空気流、やアクチュエータなどを用いて移送
d)分離 整列状態の部品を1回の作業に必要な数量だけ取り出す機構

マガジン方式 パーツフィーダ方式
・そろえ積みのため部品供給の信頼性が高い
・マガジン詰めにパーツフィーダを利用し省人効果を得る工夫など
・ばら積み方式を採用
・部品不良等による稼働率変動がある